Sランクオフ大会開催への道 #1

 初めましての方は初めまして。久しぶりの方は久しぶり。いつも見てくれている人はいつもありがとう。
この記事は私たいちょーがEXVSシリーズ家庭版のSランクレベルのオフ大会を開催するに至るまでの軌跡(奇跡)を書き留めておく為、もとい後続の参考になればと思い書き記すとします。
出来れば続けていきたい。

 さて、先日ついに第一歩となるオフ大会・・・と言えるか微妙な対戦会「NEKOFFLINE」を渋谷で開催することができた。
それについては声をかけてくれたノーチャンス山田さんに最大級の感謝を送りたい。ありがとうございました。

 まずはNEKOFFLINEがどういう形となったかを話そう。
結論から言うと自分を除いて16名(内スタッフが数名)が参加してくれた。
規模としては本当に小さいものではあったが、やはりオフ対戦はいいものだと、そしてこのイベントは自分が作ったのだと改めて感じさせてくれるものだった。
組んでる相方との掛け合い、対面のプレイヤーのリアクション、本気でやりあってる時の’’空気’’、即席相方との8ペアによる大会とはいえGFの観戦。
いずれもオフ大会とは、と認識するには十分すぎるものになった。

 ともあれまずはスタートを切れたわけではあるが、良い事ばかりでもなく浮き彫りになった課題もある。
オフ大会といえば大体の人は格ゲーやスマブラ等を思い浮かべる人が多いだろう。自分もスマブラからe-sportsに入った為、スマブラのオフ大会をモデルケースとしていた。
だが初めて開催したことで、格ゲーやスマブラとEXVSでは大きく事情が異なることがわかったのだ。

それは’’人数に対して必要なモニターとゲームの数’’だ。

 スマブラのオフライン対戦は対戦する人間が2人に対し、モニター1枚とswitch1台で事足りる。
だがEXVSとなると、人間4人に対しモニター4枚とPS4が4台必要となる。人数を基準に考えれば4倍だ。
さらにいうと「該当タイトルがプレイ可能な」PS4でなければいけない。PS4なら何でもという訳にはいかないのだ。

単純に言えば4つの対戦台をつくるとして
スマブラ→2人:モニター1枚:switch1台:スマブラ1本
EXVS→4人:モニター4枚:PS44台:マキオン4本
となる。

 これ、当たり前と言われればそれまでなのだが、これを用意するとなると難易度が跳ね上がる。
他にもオフ大会が頻繁に開催されるようなタイトルならば、持参するのにも抵抗がない人が多いだろうし、主催者も他にいるだろう。不足分を借りたりできるかもしれない。
EXVSではそうはいかない。何せ先人がいない。
NEKOFFLINEで自分はアケコンとPS4Proを持参したが、とてもではないがみんな持ってきて!とはいえない。
近場で車ならともかく、都内で車でこれる会場なんてそうそうない。ほぼない。
自分の場合は運よく16台借りることができたのでなんとか4セット設置することができるが、大会の規模を大きくしようと思ったら4セットでは明らかに足りない。
つまりPS4とマキオンを増やしていかなければならないのだが、黒字以前に会場資材費とトントンに持っていけるかどうか怪しいレベルだ。
この問題は最初にぶち当たったとんでもなく大きな、そして今後も付き合わなければならない壁となったのである。

 初めてのオフ対戦会の感想と気が付いた問題課題を説明したところで今回は終わろうと思う。
それでは、また次回。


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