【クソ短いエッセイ】俺のほうが声デケェんだからな!!!!!
先日所用でバスに乗っていた時の出来事です。
真ん中らへんに立って乗っていたおっさんがドデカいクシャミをしました。
「べやっくしょい馬鹿ったれがァ!!!」
おい、バスだぞ。お前の家じゃねーんだぞ。
「へやっふ!!!!!!」
なんでおっさんってこんなクシャミうるさいの? よりにもよってこんな狭いバスの中で⋯⋯ヤバス。
「ぶれっふぉい馬鹿ったれがァ!!!」
私だったら恥ずかしくてこんなデカい声でクシャミ出来ないよ。なんなんだよこいつ。
「ばっひょい!!!!!」
おっさんってクシャミに対する羞恥心の度合いが我々とはだいぶ違うんだろうね。ていうか何回するの? 花粉症?
「ぶぇっ⋯⋯うぅ」
大人しくなった。確変終わったみたいですね。
クシャミでかい=おっさんってイメージがあると思うんですよね。なので私は「何歳になってもでかいクシャミはしないぞ」と心に誓っています。おっさんって思われたくないから。
でも今のここのこのこれの時点では私が負けてるんですよね。なんか悔しい。
おっさんのクシャミを聞くといつも思うことがあるんです。
「本当は俺のほうが声デケェんだぞ!!!!」
思いません?
この今の瞬間って、ここにいる全員が「おっさんが1番声でかい」って思ってるわけじゃないですか。
ということは、必然的に私が2番以降ってことになるんです。どう思います?
許せないですよね!!!!! なんなんこいつ!!!!! マジで!!!
カッコつけて調子に乗ってる雑魚ヤンキーってムカつきません? ムカつきますよね? それと同じなんですよ!
おっさんは自分が1番声がでかいと思ってて、降りるまでずっと調子に乗ってるんですよ! ここにもっと声のでかい私がいるのに!
おっさんの倍の声で、おっさんの耳元で叫んでやりたかったんですけど、大人なので我慢しました。
いつか外で会ったら鼓膜ぶち破ってやるからな!!!! 覚えとけおっさん!!!
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