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【過去日記】大物を体内に宿し猫


前回



翌週、💩の検査で再度病院へ。
検査をしに行った先生がニコニコしながら戻ってきたのでなにもなかったんだ!とホッとしたら「いましたよ!大物が!」となぜか嬉しそうに言うじゃないか。
大物?えらいこっちゃやな?と思っていると、分厚い図鑑みたいな本を診察台に乗せまるのお腹の中にいる寄生虫について説明されました。

マンソン裂頭条虫】という名前の寄生虫。
私が知っているのは長細くてにょろっとした白いミミズみたいなものだったので、初めて見る形と初めて聞く名前に困惑したのを覚えてます。

先生曰くヘビやカエルを捕食することで猫に感染する寄生虫だそう。おそらく外生活でお腹が空いて死んでいるヘビやカエルを食べたんじゃないかということだった。
こいつがお腹の中にいるとうんちが緩くなってしまったり、体重が増えないなどの問題もあるそうで虫くだしの注射をしてもらいました。

この虫くだしの注射が痛いらしい。
人間が猫の痛さの度合いをどうはかるんだろう?痛がる猫が多いのかな?なんて考えている間に注射はあっという間に終わった。
まるちゃんは注射中ピクリとも動かず、先生からも「強いな〜」なんて言われてちょっと感動した。

鏡に写った自分には警戒してた

帰りの車内でもじっとして過ごしていました。よくよく考えれば私もコロナワクチンを打った時は悪寒と熱で寝込んだし猫もワクチンや注射はきついよね。

寄生虫はその後無事に駆除。改めて外猫ちゃんの過酷な生活に胸が痛んだ。
狩りが出来た訳ではなく、もしかしたら車に轢かれたカエル等を食べたのかもしれない。それがどんな道であれ危険なことには変わりない。
まるちゃんと出会う事なく終わる世界線があったかもと思うといまだにゾッとする。

16才のおじいちゃんと4ヶ月くらいのまる

今後まるちゃんもひめちゃんも一生外に出ることはないし、猫たちも外の世界に行きたそうな素ぶりはまったく見受けられないけど、ウッカリ外に出てしまった!なんて事にならないように今まで以上に気を引き締めたいなと思う。

結構犬の近くに寄って行ってた子猫時

薄味

追伸 6/1写真追加+編集+加筆しました。

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