魔界からの脱出方法

今の世の人々は魔界に入りがちなのですが、その魔界に自ら入り込んでいることに氣づかず、また脱出方法にも氣づきません。

あ…魔界っていうのは、ネコチャンの友人とで議論する時に出てくる、二人でよく使う用語です。(笑) すごく簡単に言うと、自分で自分を縛ることで苦しんでしまう状態の事を指します。


世の中で起きていること、その全ては一人一人の解釈で成り立っているのです。起きている事実は何一つ変わりません。それを、不幸だと思うのも、幸福だと思うのも、何をどうとらえて何をするかも、全て自分次第なのです。

こうやって書いてみると、当たり前といえば当たり前のことですよね。当たり前のこと、何言ってんだと思われるかもしれません…。でも、その当たり前のことに意外と氣づかない人が多いのです。(自分も含めて…)

一見して、死ぬほど不幸な目にあったとしても、人生で後々それが経験となり「結果的にあの経験が活きてきたな」と思うこともあります。(何度か経験があります)

短期的にその部分だけ見れば悪いことだからと言って、長期的に見ればよかったと思える事もあります。


自分が、どういった経緯でそのように考えるようになったかを、ひとつの実例をもって説明します。

魔界からの脱出方法はいくつかあるのですが、
常識を疑う事、可能性を探ること、自問自答すること、論理的に考えること、自分を客観視すること、本質を探ること、他人軸で考えない、多角的に物事をとらえる、などがあります。


実はネコチャン、ある企業の経営者(後継者)なのですが、以前は仕事に面白みを感じていませんでした。

それでも責任感はあったため、ワンマン社長の言われるままに仕事をし続け、ついには体を壊してしまいました。薬漬けになり、精神的にも限界になっていて、心療内科に通っていているようなレベル。他人と自分を比較し、なんて不幸なんだとずっと思っていました。

しかし、体と心が限界に追い込まれたことで、何かが吹っ切れたのです。

何のために仕事をしてるんだろうとか、働くことの意義、どのように生きるのかとか、深く色々考えるようになりました。


以前は、今の状況のままその仕事を辞めるか、続けるかの二択でしか物事を考えていませんでした。不思議なんですが、それしかないと思い込んでいました。だから苦しかったのです。

でもそれも、自分自身の思い込みだと氣づきました。今思えば、当たり前の事なんですけど、なんで氣づかなかったんだろうと思います。

今の立場や自分を呪うのではなく、今の立場だからこそできる可能性を模索するようになりました。
すると、思わぬ可能性も見えて来たり、その可能性を模索するために自主性も生まれてきて、以前とは仕事に対する捉え方、姿勢が真逆に変わったのです。

今までは、酷いし辛いだけと思ってきた仕事が、面白くなりそう!と思えるようになりました。

仕事自体は何も変わっていません。でも、自分の捉え方次第でよくもなるし、悪くもなる。可能性は無限大なんだと思ったのです。


自分がどうしたいか、どうやって生きるのかを考えるようになったことで、他人との比較も無くなりました。
他人がどうであれ、自分が何をして何に価値を感じるかがわかっていれば、他人と比較して自分が不幸だと思うことは自然と無くなります。
自分軸がしっかりするという感じでしょうか。


今の世の中どこもここも、なんだかそういう魔界に囚われているような状況が多いなと感じます。罠や誘いが多いというか。

そういう人と一緒に仕事をしていると、そのオーラに引っ張られそうになることも何度かありますが、最近は闇落ちすることは無くなりました。

まだまだ修行中ですが、常に自問自答することというのは、前進している事と同じだと思います。途中、何度も曲がりくねったりしますけどね…。

小さな歩みでも、少しづつ確実に進めていきたいと思いました。
この記事が、見ている方の人生にプラスになればいいなと思いました。

(´・ω・`)


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