音楽は一期一会の旅「ドラゴンクエスト」

2021年10月9日 18:46

ドラゴンクエストの作曲家として知られているすぎやまこういち氏がお亡くなりになりました。あの音楽があったからぼくらは勇者になることが出来ました。すぎやまこういち氏のご冥福をお祈りします。

あれからドラクエがしたいという気持ちですが、なにから手を付けようかなと悩んでおり、すぎやまこういち氏の追悼の意も込めて音楽にフォーカスした作品がいいと思いたち、３DSを眺めてみたらやっぱりあった「シアトリズム　ドラゴンクエスト」もうこれっきゃない。セーブデータの冒険の書も消して、なにもかもはじめからやり直す気で立ち上げましたが、意外にいい感じで進んでいたのでそのまま続けました。

歴代のドラクエの名曲に合わせてタッチしたりはじいたりすることで敵にダメージを与えて倒したり、ドラクエと言えば街から街への旅ですから、移動距離を稼ぎ、「リズムポイント」を貯めて歴代の仲間や勇者を召喚、職業も転職もできドラクエの要素満載の作品。ドラクエ１～１０までの名曲にのって様々な冒険をすることができます。

各作品ごとに思い入れのある曲があり、その曲を聴くたび勇者になること、勇者だったあの頃を思い出し、音楽の力というものを感じます。なにより恐怖だった「ぼうけんのしょが　きえました」のあの音楽。あれが聞こえないように祈りながらファミコンの電源をいれるのが儀式でした。聞こえたときは祈りが足りなかったと毎回思っておりました。

どのドラクエでも印象に残る音源があり、１フレーズ聞こえただけでありありと冒険が脳内再生され、様々な思い出がよみがえり、ゲームを終えた後にも頭の中にもずっとリフレインしている。電源を切った後でも勇者でいられるのはすぎやま氏の音楽あってのものです。普段ゲームをしない人でもドラクエはする、というのも、音楽によるところも偉大だと思います。

ドラクエのテーマって旅だと思います。街から街へ、塔から洞窟へ。行ったきりで一度行ったところにはあまり戻らない。一期一会の出会いの旅。だから音楽もどこかさみしい感じがこころに残る。すぎやま氏が亡くなってしまったのは悲しいことですが、ドラクエの旅はまだまだ続きます。

これからのドラクエ音楽にも思いを馳せながら、今までのドラクエの旅も楽しんでいたいと思います。もう、ぼうけんのしょ　が消える事もないでしょうし。

コケでした～。

サポートいただけるなんて奇跡が起きるのかは存じ上げていませんでしたが、その奇跡がまさかまさかに起きました！これからありがたくゲームのオトモ代(コーヒーとかお茶)いただけると大変喜びます。サポート設定ってあなどれないぜ…。