6年越しの振袖 / n=3
以前、noteで振袖が着られなかったことを嘆いていましたが、
大学の卒業式で着ることが出来ました。
今も、あの時、入院生活で残った後遺症のような苦しみとともに、なんとか生き長らえています。
それでも、私は自分の人生に、そこそこ満足しています。
周りの人には恵まれているし、
自分の夢にストレートで漕ぎ着けた。
しぶとく生きつつも
しんどい時に頼れる人がいる。
振袖noteを読み返すと、なんとかここまで来た自分を肯定できる気がします。あのとき、言葉に吐き出してくれてありがとう、という気持ちを込めて、またここに近況を記しています。
この間、嬉しいことがありました。
友達のSOSを感じて、D×Pさんのユキサキチャットを紹介して、手に取ってくれたことがありました。
そして、次のバトンに繋げようと、そのことを発信してくれたのです。
n=3というLINEグループには、私もとてもとても救われています。
思い返せば、卒業、国試合格にも、n=3の多大なるサポートがありました。
国家試験の前日から当日にかけて、日本にいる1人とイギリスにいるもう1人が時差を利用して、二交代制で電話を繋いで応援し続けてくれました。馬鹿みたいに優しくて面白い人たちです。
この記事を読んで、「自分が苦しんでいる分、社会のリソースを沢山知っている、それもまた私のリソースのひとつなんだ」と気づかせてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今すごく大切なコミュニティだからこそ、
将来の不安に苛まれることもあります。
これは、みんな独身で、子供がいない今だから成り立つんじゃないの?
これから、ひとり、またひとり、と結婚して、子供ができて、、、
プライベートの時間の使い方が変わっていくと、今みたいに夜な夜な電話を繋いだり、いつでもヘルプできる関係ではなくなるかもしれない。
まぁそれでもきっと、大丈夫だよね、って思い合いたい。
一度、血縁関係以外の人と家族のような関係性を築けた私たちなら、また新しく自分でセーフティネットを作っていけると思いたい。
そんなふうに、暖かい気持ちと、少しの不安と、自分への言い聞かせで前を向こうとする今日この頃です。
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