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猫足三粒のこうち旅ー3・馬路村ー

 わずか人口500人程度の小さな村が、高知県東部にある。それが馬路(うまじ)村。「ごっくん馬路村」という柚子ドリンクが有名だ。今地元紙である高知新聞にて、ごっくん馬路村の仕掛人の村おこし奮闘記が連載されている。興味のある方はぜひ読むべし。

 さて、馬路村はかつて林業が大いに盛んであった。ブランド杉である「魚梁瀬(やなせ)杉」。これを産出していたのである。ちなみにワタシの部屋の床は、魚梁瀬杉の端材で作られている。密かな自慢♪

 魚梁瀬杉を下流の町に運ぶのに活躍していたのが、森林鉄道。この森林鉄道は、とんでもない所、例えば崖っぷちなんかを走るのだが、「命の保障はないが人が乗っても良い」という暗黙の了解があったらしい。元々木材を載せるための鉄道である。人はただのおまけだ。それでも乗る人がいたというから、昔の人はたくましい。

 ところで、馬路村ブランドに「monacca(モナッカ)」というバッグがあるのをご存知だろうか?木目を活かしたちょっと目を引くユニークなバッグで、以前から欲しかったのだが、お値段がなかなかよろしい。しばらくぶりにブランドサイトを見てみたら、何やら様々な種類のバッグが出ていた。一番お高いのは、飛び出た目ん玉拾ったくらいの価格!余裕でハイブランドが買える。ワタシには縁が無いものとして諦めよう(ヨヨヨ)。

 ともかく、馬路村には魅力的なご当地品がたくさんある(魚梁瀬杉の骨壺なんてのもあった)。これも村おこしが成功した結果かな!?遠いけど、一度訪れてみてはいかがだろうか。

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