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猫足三粒のこうち旅ー6・奈半利町ー

 奈半利と書いて「なはり」と読む。ここは土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」の終着駅がある。「ごめんなはり」…ジョークではなく、なんだか間の抜けたネーミングだ。「ごめん・なはり♪」とか「ごめん・なはり♡」とか、後ろに記号が付きそうだ(意味不明)。

 この奈半利町、なんだか役場と町議会が胡散臭いことでも有名(?)である。ふるさと納税制度を悪用してがっぽり儲けたとか、選挙で票を入れるために不正に住民票を移したとか。規模の割に妙な犯罪が多い所だ(善良な奈半利町民をディスっているわけではありません)。

 そんな話はさておき。奈半利町の観光はというと、海ならサンゴ礁、山ならコスモスとカカシである。海岸には新たにデイキャンプの施設が作られ、水中スクーターなどのアクティビティが充実している。また秋になると、山あいの集落に人間そっくりのカカシ集団がお目見えし、年々規模が大きくなって来ている。こんな所も映えスポットのひとつ。

 一度はごめん・なはり線に揺られて、列車の旅を楽しみたい。展望デッキ付きの車両があり、外の風を存分に楽しみながら列車に乗れるのだ。終着駅で降りて、次の出発まで辺りをそぞろ歩くのも良いですね(何にも無いけど)。

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