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助六(前編)

今日は
助六(スケロク)との
出会いの話を
したいと思います。

いまから5年前の
2015年7月23日22:00頃


大阪の自宅から京都の実家に
帰ろうと夜道を
駅まであるいていると

『ミィーーッ!!!』

と大きな鳴き声が
聞こえました
子猫か?

そこから鳴き止むことなく

『ミィー!ミィー!ミィー!』

と、かなり強めの鳴き方で
鳴いていました

その鳴き声だけを
頼りにどこやと探しまくり、

隙間という隙間を
携帯で照らしまくり、

見つけたのがマンションと
駐車場の外壁の隙間、


腕一本もはいらない隙間で
動いてる物を発見

ただ、母猫が仔猫の移動中
だったりしたら
戻ってくる可能性も
あるためむやみに触れない
触って人間の匂いがつくと
母猫は育児放棄してしまう
場合もあるそうです。

なので
母猫が来るかしばらくの間
遠目で見守りましたが、


いっこうに母猫が来る気配もなく
まわりをみても
母猫らしき猫はいませんでした


保護するしかない、
でも狭すぎて手が届かない、


しかしたまたま、
次の日釣りに行こうと思って
釣竿を持っていたので、
釣竿を組み立てて

それでお尻から押して
手の届く入り口まで
移動させることにしました

でもゴミや瓦礫で
なかなか前にすすまず、
格闘すること40分以上

隙間を携帯で照らし
何故か自分も

「ミャー」

と鳴きながら隙間に
釣竿を刺す男 

なんとか手の届くところまで
移動させ、
手を隙間につっこんだら
その動いてたものが
自分から手のひらに
乗ってきた。


「気持ち悪っ!」


まだこの時猫だと
断定できなかったので、

もしかしたら
猫じゃないかもしれん
と思ったら

鳥肌がたちました。

隙間からそいつを取って、
改めてしっかり見ました。

「なにこれ?」

生まれたてすぎて、
猫に見えない。

やばい物救出してしまった
と思いました。

目も開いてなく、
小さすぎる。

すぐGoogle開いて
「猫 子供 画像」
と調べました。


猫と子供が遊んでる
画像が出てきました。
これは余談です。

そのあとちゃんと
猫の子供とわかり、
京都の実家に帰るの中止して
急いで帰宅。

でももうこの時点で
23:45


いつもは仔猫保護したら
すぐ病院につれていくが
それは朝1でいくことしました。


夏なのですが、
何時間外に1人で
いたのかわからないので、


とりあえず身体温めるために
ペットボトルにお湯
タオルを巻いて
身体のそばにおきました。


そのあと猫に詳しい
知り合いに連絡して、
このことを伝えると

「今から知り合いの
おばちゃん連れて家行く」

と連絡が来ました。

その知り合いと
知り合いの知らないおばちゃん
が来る間に
靴の箱で小さなハウス作りました。


多分お腹が減ってるのか
その間ずっと子猫は鳴いていました。


15分くらいで
知り合いと
その知り合いの知らないおばちゃん
が家に来てくれました。


その知り合いの知らないおばちゃんは
素足で靴を履くタイプの人でした。


僕はその時猫のことよりも

「その足で僕の家上がってくるんかぁ、、、」

と思ったことを
今でも強烈に覚えています。


でもその知り合いと
知り合いの知らないおばちゃんは
ミルクとスポイドを
持ってきてくれていたので、


2人に教わりながら
ミルクをあげました。


排泄は自分ではまだできなかったので
コットンにぬるま湯をつけ
お尻をトントンして出しました。


本当は母猫が舐めて
排泄を促すので、
それを真似してるそうです。


それを教えてくれて、
知り合いと
その知り合いの知らないおばちゃん
は帰っていきました。


ありがとう知り合いと
その知り合いの知らないおばちゃん。


あの2人がいなければ
今ごろ助六はいないかもしれないです。

元気にしてはるんでしょうか。


話は戻りまして
そのあと子猫は
お腹いっぱいになったのか、
すぐ寝ましたが、


息してるか心配で
10分おきに指で突いて、
生存確認しました。


そしてそのまま朝になり
眠ないまま
翌朝病院にいきました。


続きは
助六(後編)で

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