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関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)+おまけ

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ほぼ登山経験ゼロ、運動神経イマイチの関西女子(三十路)、山谷 登和子。 失敗と経験を繰り返しながら、少しずつ山での楽しみ方を身につけていきます。 運動神経抜群で身のこなしも軽やか… もっと読む
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記事一覧

「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(1)

次の話   山谷登和子(やまたに とわこ)、三二歳。  「山」と「谷」、「登」る「子」と…

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(2)

前の話 / 次の話                ***  登和子が金剛山に来たきっかけ…

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(3)

前の話 / 次の話  ハッとして目を上げた次郞に身を乗り出し、登和子はまくしたてる。 「…

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(4)

前の話 / 次の話                ***  そして現在、金剛山の千早本道…

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(5)

前の話 / 次の話 「ウルトラマーン!バルちゃーん!」 「まだあった!なつかしいなあ」 …

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.金剛山(千早本道)」(終)

前の話 / 次の話  五合目から一時間五十分かけて、登和子はなんとか千早本道の終点に到着…

猫と山
3年前
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「関西女子のよちよち山登り 1.5 次の山に向けて」

前の話 / 次の話  前回の金剛山登山から約三週間。そろそろ次に登る山を考えなければならない。  登和子は今後、最低でも月に一回は山に登りたいと考えていた。  そう決意する一方、本音を言えば、季節ごとに一回、いろんな山をハイキング感覚で登るくらいがちょうどいいとも思っている。  しかしそれではいけない。自分の心に従うと、また金剛山の地獄を見ることになってしまう――。    金剛山からなんとか下山した翌日から、登和子は強烈な筋肉痛に苦しめられた。おしりのサイド、太もも