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velvia100をAi Nikkor 50mm F1.2Sと共に

初めてのポジフィルム撮影。初めての現像です。
厳選したもの…ではないですけど記念と備忘録的なものとして。

車どおりが少なく、開けているのでよく写真を撮りにここに来ます。やっぱり色の出方がネガとは全然違いますね。
ピンボケ
これは別日、後輩のバイクを借りてちょっと散歩した時の。空の青が本当に綺麗。バイクの金属の質感もちゃんと捉えられてる気がします。成功写真。
アンダーすぎ?でもバイクの重量感が表現されてるということで強引に納得(?
後ろから。
ちょっと離れて。こう見ると彩度とコントラストが高いですね。草の緑。空の青。バイクの質感。半逆光ですが、写しきれてるんじゃないでしょうか。
無加工ですよ。加工してるんじゃないかって一瞬錯覚する鮮やかさ。
今度は別日の赤城山。あいにくの曇り。
足元にちょうちょ。白飛びしちゃいました💦
曇りはやっぱり眠い感じがしちゃいますね。学び。でもやっぱりコントラストは強いです。
ちょっとだけ火が出たタイミングで。
寄ってみて。
車で行ける山頂にあるカフェ。サムネイル表示だとデジカメで撮ったと言ってもばれないんじゃないでしょうか。粒状感も文句のつけようがないです。
こんなキャラ看板あったっけ?と。
空が完全に飛んでます。曇ではあったんですが、露出に気をつけろというのは正しかった
空は飛んでますが、下の木々は適正かちょいオーバーくらい?ハーフNDが必要なんでしょうね
またまたオーバーな失敗写真
やっと適正露出?質感表現が物凄く良いです。
開放かちょい絞りくらいだったかと…ポジフィルムに絞り開放はあまり合わないかも?
ギラギラ。バキバキ。パッキパキ。
車窓からのスナップって散歩スナップとはまた違った写真が得られるので、信号待ちとかでも色々探すようになりました。これ用にちょっと望遠が欲しい程。

総評

まず、ポジフィルムは難しいというのは本当なんだなと、現像してデータ化してちゃんと閲覧して初めて実感しました。
スリーブ現像してもらったのですが、やっぱり36 ×24mmのフォーマットではちょっと小さすぎました。ルーペが必要なんだなあと。
露出オーバーの物が多いですね。今回はF3のAEがどんな露出で撮るか試すのもあってあえて補正かけずに写真を撮影しましたが。中央重点測光ということもあり空が白飛びしてる写真が多いです。ちゃんと写真を撮るなら三脚立ててハーフND使わないとダメそうですね。そこまで写真に入れ込んでないので難しい…
ちゃんと単体露出計を用いてきっちり露出を合わせる必要もありそうです。F3の測光の精度は悪くなさそうですが、もっとアンテナを張らないとダメそうです。

当たり前?かもしれないですが、空の青を本当に気持ちよく写してくれました。特にフィルムで見る空の青は本当に宝石のような輝きを感じます。データ化してもその印象が伝わると良いな〜と思いますが…
そういうこともあり、晴れの日に撮りたいフィルムです。あえて曇の日の撮影もしてみましたが、こうなるとネガ写真とあんまり変わらないなという印象。これでは勿体無い。

データ化すると、デジカメの写真はポジフィルム的なんだなと強く実感します。そしてデジカメなら撮った写真をすぐ確認できますから利便性が本当に上がったんだなあと体験できますね。良い経験をしたなあと思います。
現像するまで結果が分からないどころか撮った写真が成功しているのか失敗なのかも分からないヤキモキ感。ネガフィルムより強く実感しました。実際仕上がった写真もフィルムに比べたら失敗写真はどうしても多かったですし、ポジフィルムは難しいというのも納得です。そしてネガのリカバー範囲は優秀なんだなあという実感。
データ化してしまうと、良くも悪くもデジタル写真と大きな差はないなあという印象です。撮る側としてはフィルムカメラでもデジカメと遜色のない綺麗な写真が撮れるってことになりますが、鑑賞する側からしたらフィルム?デジタル?な印象になってしまいそう。

総じて、1人でフィルムを眺めてニヤニヤするフィルムってのが今の感想です。データ化は気が向いたときとかまとめてお願いする感じでしょうか。値段もとんでもなく上がってしまいましたし、時折楽しむって感じで。

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