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2ヶ月間パルミーを受講!ねこのしっぽの正直レビュー✿

さいとうなおき先生が、動画でご紹介されていたのをキッカケに、【お絵かき講座パルミー】を受講してみました。
2ヶ月間やってみて、「良かった点」3つと、「自分の反省点や微妙だった点」4つを、正直にお伝えします。
長文なので、気になるポイントだけかいつまんで読んでいただいてもOKです。
あくまで「私個人の意見」ですので、ご理解いただける方のみお読みください。何かのご参考になれば幸いです。



★良かった点★

① 線画が綺麗に描けるようになった

講座を受講して、線を綺麗に描く方法を学べたので、以前より「線の綺麗さ」を意識して、絵が描けるようになりました。

線を綺麗に描くなんて、絵を描く上で、当たり前に必要なことです。
似たような内容の動画は、YouTubeにたくさんあるし、解説サイトにもたくさんあります。
でも私は、パルミー内講座「イラストはじめてコース」の「たか先生」の解説が、一番わかりやすかったです。
線に対する意識を、大きく変えてくれました。

実は、パルミーを受講する前は、「これまで、多少はデジタルでイラストを描いてきたし、初心者コースは飛ばしてやっていけばいいかな」と思っていました。
でも、一応見ておこうと思って、たか先生の入門講座を見始めたら、今の私に必要な知識を、たくさん学ぶことができました。
自分自身の、現在のレベルの低さを自覚し、恥ずかしくなるぐらいで、この講座を終えた時点で「パルミーをやって良かった」と思いました。


② 色塗りやカゲの付け方の「基礎」を学べた

これも、①の線画同様、基本的なことです。
しかし、プロの講師目線で解説された「基礎」になるので、これまで「なんとなく」やっていたことの理由を、明確に言葉で解説してもらえて、ストンと腑に落ちたことも多かったです。

「YouTubeで学べる」というご意見もあると思いますが、詳しく・細かく・キチンと理由を理解した上で学びたい私にとっては、パルミーの丁寧な解説がありがたかったです。

この記事の画像にあるイラストは、左がパルミー受講前、右がパルミー受講後に描いたイラストです。(厳密に言えば、右のイラストはパルミー受講中に、講座動画を見ながら描きました)
賑やかな感じはあるものの、女の子がくすんだ印象の受講前イラストに対して、受講後は、パッと華やかな印象のイラストになっていると思います。
※受講前イラストは、Wacomさんのコンテストに応募した作品、受講後イラストは、元らじお女子の大塚南ちゃんのファンアートです。


強いて、こちらの「色塗り講座」に関して問題点を上げるとすれば、色塗り講座と一口に言っても、パルミーには、色塗りに関連した講座が、たくさんあるということです。
何人もの先生が、色塗りについての講座動画を出されています。
そのため、どの講座を受けるのが良いか、とても迷いました。

これは、色塗りの講座以外にも言えることですが、動画の総時間が6時間前後あるものもあり、そういう講座は、よほどのモチベーションがないと、最後まで受講しきれないと思います。

「どうしてもその先生から学びたい」というこだわりがなければ、2-3時間前後の講座から、自分に合う先生を探して受講するのがオススメです。



③ 受講したいと思える講座がたくさんあった

プロとして活躍されている先生方の講座は、とても魅力的なものばかりで、受講したい講座が多かったです。
私は、パルミーの契約を終了しましたが、まだまだ、やりたかったけれどやれなかった講座がいっぱいありました。

あと、この点は私にとって、少しデメリットでもありました。
私は飽き性のため、受講途中で他の講座に目移りしてしまい、途中で講座を投げ出して、他の講座に切り替えてしまうことも多かったです。
これは、パルミーがどうこうというより、私の性格が原因だったと思います。



★自分の反省点や微妙だった点★


①自分に合う講座を見つけるのが難しかった

パルミーには「受講相談」というサービスがあります。
このサービスで相談をすると、数多くある講座の中から、一人一人に合った講座をオススメしてもらえます。
インスタやpixivなどのURLを載せて相談することもできるので、自分の今の実力を見てもらった上でのアドバイスがもらえるという、素晴らしいサービスです。
私自身、何度か相談させてもらいましたが、丁寧なわかりやすい返信をいただけました。(入会していない方も利用できるので、入会を迷っている方は、とりあえずオススメ講座を聞いてみるのも良いと思います)

しかし、ここで大きな問題点がありました。
オススメされた講座の「レベル」は、私にバッチリ合っているものばかりでした。
でも、「先生との相性」は、受講してみないとわからないのです。

学校と同じで、パルミーの先生も、自分に合う先生、合わない先生がいると思います。
私は、先生のストライクゾーンが狭めなので、「この先生とは相性が悪いな」と思うことも多く、そうなった時は、結局自分で色々な講座動画を見て、合う先生を探しました。
私の場合は、「たか先生」の、穏やかで論理的な解説が好きだったので、たか先生の講座を中心に受講していきました。

また、「良かった点②」でも触れましたが、動画の総時間が長い講座も多く、どの講座なら、自分が飽きずに最後まで受講できるかを見極めるのが難しかったです。



②計画通りに受講できなかった

パルミーを、無計画で受講し始めるのは良くないと思ったので、パルミーの講座一覧をチェックしたり、「受講相談」のサービスで、自分に合う講座を聞いたりして、計画を立ててから受講を開始しました。

でも私は、時間の管理が上手くできず、パルミーをやるべき時間に、自分が描きたいイラスト(インスタ投稿用のイラスト)を優先してしまうことが多く、全然計画通りにいきませんでした。

せっかく「パルミーをやる」と決めたなら、お金をかけるぶん、しっかり受講して技術を高めたいものです。
これまで、日々イラスト制作にかけていた時間を、パルミーにどれだけあてられるのか、またはパルミーの時間をどう捻出するのか、そこを踏まえた上での計画が大事だと思います。

パルミーの契約中、SNSを完全にシャットアウトする必要は無いと思いますが、新規イラストの更新は、ある程度控える覚悟を持つと良いかもしれません。
(パルミーを始める前の段階で、普段からSNSなどにイラスト投稿をしていない方は、まずはパルミーに全力投球し、そこそこパルミーの受講ペースが掴めてきたら、SNSを始めてモチベーションアップを図ると良い気がします)



④ 講座の資料の形式が統一されていない

講座の資料は、それぞれの講座のページからダウンロードできるのですが、講座ごとに、資料の形式や、量がバラバラです。
講座の内容によって、変動があるのは仕方がないと思いますし、注意書きで、「どういう資料があるのか」の解説をつけてくれています。
それでも、データの名前を見ただけでは資料が把握しきれないので、私はわかりづらいなという印象でした。
資料が充実している講座もあれば、そうではない講座もありますので、そうではない講座は、とにかく重要事項をメモ書きに残しておくのに苦労しました。


【まとめ】

以上が、正直な感想です。

もっともっと初心者の段階でパルミーを契約して、基礎を勉強すれば良かったなあと思いました。
でも、パルミー受講前に、独学でクリップスタジオでイラストを描いていたからこそ、クリスタの操作で手こずることはほぼ無く、絵だけに集中して勉強ができたのは良かったです。(クリスタの操作を詳しく解説している講座もありますので、全くの初心者さんもご安心ください)

パルミーをやって良かったかと問われれば、間違いなく「やって良かった」です。



ただ、パルミーのおかげで画力が向上したのは事実ですが、まだまだ絵に関する課題は山積みです。
もっと魅力的なイラストを描くために、今後も修行を続けなければいけません。

これからも、パルミーで学んだことを生かしながら、イラスト制作を頑張っていきます!!


ここまで読んで下さって、ありがとうございました(*^▽^*)


ねこのしっぽ



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