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2022/01/25(火) ⌘絶版本

⌘絶版本

ブルース・スターリングの「巣」

年に数回、読みたくなる短編にブルース・スターリングの「巣」があります。

初読時は単に「機械主義者と生体工学者」シリーズの一つの作品との認識でしたが、再読するうちに「行き過ぎた科学技術発展による弊害」というTweetを見かける度に「本当に知性は善?」と言う疑問を抱くようなったきっかけを作ってくれた作品になりました。

頻繁に読むのでこの短編が収録されているブルース・スターリングの日本独自の短編集『蝉の女王』をKindleで購入しようと思いました。

絶版

で、Amazonサイトで検索した所…

(暫し呆然)

Kindle化もされていませんし、そもそも紙の本も絶版(品切れ?)状態でした。
自分の中では超有名でしたので、この状況には本当に驚きました。

入手するには

私は紙の本をもっていますが手元に本書がない人はどうやれば「巣」を読むことができるの?

  • 古本を購入する。
    例えばAmazonでは、かなり高額です。

  • 図書館で借りる。
    私の場合、幸い近くの図書館では借りられるようでした。

  • 本屋巡りをする。
    本屋巡りは楽しいですね。
    随分の昔、古いアンソロジーやジョン・ヴァーリイ『残像』、ハーラン・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの 』を探し回りました(最後には何とか見つけました)。
    ただ、このご時世(何年後かにここを読んだ時「?」とならないように「新型コロナ」とだけ書いておきます)、なかなか人混みを歩き回る事には躊躇ってしまいます。

いずれにしろ絶版(品切れ)になった本を読みたい、所有したい場合は高いコストを支払わなければならないということです。

手放す際には

最近、身辺整理ということで本を始め、いろいろな物理的なものを手放し始めています。
もう読むことは無いだろうと思って手放したら、もう二度と出会えない可能性もあることを考えると捨てる際にも躊躇いが生じます。
(多分、手放してしまった本の中にはもう出会えないものもあるでしょう。)

こんな事情から本を手放す時には
電子書籍として入手できるかを確認。
ない場合は身辺整理は滞りますが、手放さない。
ある場合は手放す、そして時には同時に電子書籍の購入することにします。
(まあ、電子書籍を購入しても未来永劫に読める保証は無いのですが。)

兎に角、記録を残したい

今後、自分の所有している本が絶版本である事が判った時は以下のシートに記入していきます。

締めにならない締め

上記のジョン・ヴァーリイ『残像』。
確かに一回は復刻?したはずなのですが今(2022/01/26)はまた、品切れ?状態です。
というかジョン・ヴァーリイ著作全体がほぼありません。
どうしたもんでしょうか。

⌘今日の電球ねこ

サッカーねこ(16個目)

おお、2日続けて同じ電球ねこです。
ランダム性の現れ?ですね。

[2022/01/27 0:54:21]


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