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【日記】私にとっての映画

 私にとって映画とは何か。趣味であり、娯楽であり、学びであり、誰かの人生だ。  まず映画は立派な趣味だ。趣味は何かと聞かれたら自信を持って映画鑑賞だと答えることができる。高校生のときは月曜から金曜まで今週は何を借りようかと考えながら過ごし、金曜の放課後にTSUTAYAに寄り、週末価格で十本を千円で借り、夜から日曜まで映画を観通すことが楽しみだった。大学生になった今、家にプレーヤーはないし近所にTSUTAYAもないが、相変わらずアマプラやネトフリを開き、今日観る映画を物色して

    • 【映画】2023ベストムービー

      ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 申し訳ないけどぶっちゃけベイビーわるきゅーれ 2ベイビーの公開が決まったその瞬間から私の2023ベストムービーがベイビーわるきゅーれ 2ベイビーであることは決定していましたね。今年はお金がなさすぎたのでリピートは我慢するようにしていたんですけど我慢できずに観た次の日には朝イチでリピートしていましたね。あとパンフレットだけじゃなく全然缶バッジとかも買いましたね。でもこれ本当に良いんですわ。ベビわるファンの贔屓とかなしに、前作と変わらぬ二人の緩

      • 【日記】二十歳になった

        親世代の人たちからすれば二十歳はまだほんの子どもかもしれないけれど、ついこの前まで十代だった私にとって二十歳はあまりに大人だ。二十歳になった。なんの準備もなく。親が家賃を支払うアパートに住み学生として大学に通っていながら、急に世の中に一人放り出されたような心地がした。スーパーで食材を選んでいるとき、買い物袋を提げて帰路に着いているとき。すれ違う小学生越しに己を見る。彼らにとって私はやはり大人だろう。私がついこの前までランドセルを背負ったり制服を着たりして学校に通う子どもだった

        • 【創作ホラー】鏡の友人

          1番最初に相談を受けたのは、今から半年ほど前のことだったと思います。 「最近ふとしたときに視線を感じることがある」という内容でした。 私も彼女も幽霊といったスピリチュアルな存在を信じる質ではなく、またそのときは彼女も大して重大には受け止めていなかったようなので、私は怖いね、なんだろうね、などと当たり障りのない返答をし、そのときはそれで話は終わりました。 次に彼女に会ったとき、彼女は目の下に薄らと隈を作り、体調が優れなさそうな様子でした。 「特に自宅にいるときに、ずっと

        【日記】私にとっての映画

          【SCP】お気に入りのSCP

          オススメのSCPをいくつか紹介します❤️‍🔥

ホラーか胸糞ばっかりですが本記事も読みやすいものばかりなので是非調べてみてください❤️‍🔥 
●SCP-1562 隧道滑り

 条件を満たした状態で滑り台を滑ると発生するSCP。狭い隧道で永遠に繰り返される数秒間。 音声記録の息の詰まるような不気味さが良い。 

●SCP-1733 開幕戦 

繰り返されるバスケの開幕戦。閉じ込められた彼らは今頃何万回の開幕戦を経験したのだろうか。 

選手も観客も全ての記憶を保持し

          【SCP】お気に入りのSCP

          【創作ホラー】押入れの姉

          私が小学生で、姉が高校生だった頃の話です。 その日私は試験直前の姉を家に残し、母と父と3人で母方の実家を訪れていました。車内に取り付けられた液晶の向こう側では気象予報士が「猛暑日」「記録的な暑さ」といった言葉を何度も放っていました。とにかく暑い日でした。 帰る頃には外は真っ暗でした。時間は覚えていませんが、早くても21時は回っていたと思います。家のリビングには電気が点いていました。2階にある私と姉の部屋にはエアコンがないので、姉はいつもリビングで勉強をします。そのときもき

          【創作ホラー】押入れの姉

          【日記】嫌いなもの

          ●"復讐はなにも生まない"これは嫌いというか可哀想だな〜と思う。復讐しようにももうどうにもできなくなってしまった人が無理やり折り合いをつけるために唱えた言葉なんだろうな。でもだからこそこの言葉が復讐をしようとしている人を踏みとどまらせる呪いになってはいけないよな。このセリフってなぜか加害者でも被害者でもなく第三者のセリフなんだけど、復讐をしたくなるほど嫌なことをされたのも復讐をするかどうかを決めるのも被害者なのになんで第三者にそれを言われなきゃいけないんだよという感じだよね。

          【日記】嫌いなもの

          【小説】ガチでオススメの小説

          私は映画と同じくらいかそれ以上に小説も大好きなんですけど小説って映画と違って友人に勧めても簡単には読んでもらえないですよね。でも本当に本当にオススメしたい小説がたくさんあるのでnoteで紹介してみます。 ①町/栗本薫ドライブ中のワケありカップルが不思議な町に迷い込んでしまう話。本当に本当におもしろい。人間怖い系でも幽霊怖い系でもないのにずーっと何かがおかしい。じめっと背中にまとわりついてくるような漠然とした恐怖とどうしようもない心細さ。この小説のこの雰囲気はマジで読まないと

          【小説】ガチでオススメの小説

          【映画】ちょっとエッチなホラー映画

          夏にしたいことリストの中に"noteを書いて投稿する"があったのでnote処女を捨てに来ました。何について書こうかめちゃくちゃ悩んだんですが私には映画のことくらいしか書けることがマジでないので映画について、その中でも今回は私の大好きなちょっとエッチなホラー映画についてオススメのもの挙げていこうと思います。 ①アンチヴァイラル憧れのセレブがかかった病気に感染することが流行している近未来の世界でセレブのウイルスを売買して働く青年シドの物語。ジャンル的にはサイバーパンクホラーとか

          【映画】ちょっとエッチなホラー映画