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フィギュアスケートグランプリシリーズ中国杯

コロナ前最後の開催となったグランプリシリーズ中国杯は、中国重慶市の华熙文化体育中心(華熙文化体育中心)というところで行われました。
重慶市地下鉄三号線の最終駅「魚洞」という駅から徒歩でアクセスできる場所です。重慶の江北国際空港からは地下鉄に乗ればアクセスできないことは有りませんが、乗り継ぎ便や時間帯次第にはなりますが1時間30~2時間弱くらいかかります。

おそらく。。。2023年11月に行われる中国杯もこの会場での開催になるのでは?と予想されます。会場自体はとてもきれいで大きく、大きな電光掲示板も有ります。
が、日本から個人手配で訪れるにはかなり難易度高めの場所です。


重慶の宿泊ホテルまでのルート

11月ともなれば、コロナ前と比べかなりフライトも戻ってくるのではないか??と予想されますが、当時私は上海在住、スケオタの姉が日本から合流ということで、

往路>

私;上海虹橋空港(SHA)→重慶江北空港(CKG)
姉;中部国際空港(NGO)→上海浦東国際空港(PVG)→リニアと地下鉄で上海虹橋空港移動後私と合流(実際には地下鉄の中で偶然遭遇)→上海虹橋空港(SHA)→重慶江北空港(CKG)→白タク(Ctripで事前予約200元)→重慶ホテル

復路>
重慶ホテル→地下鉄で重慶江北空港へ→重慶江北空港(CKG)→上海浦東国際空港(PVG)ここで解散
私;帰宅
姉;そのまま中部国際空港(NGO)の乗り継ぎ便へ

復路は運良く上海浦東国際空港(PVG)行きの中国東方航空便が出ていたため、このような行程となりました。

上海=重慶のフライトは、中国東方航空のサイトによりますと、公式のフライト時間は約3時間だそうですが、上海虹橋空港(SHA)、重慶江北空港(CKG)ともに大きな空港のため、滑走路での待ち時間が長くなりがちで、飛行機の中の拘束時間は約3.5~4時間程になり、普段日本=上海の移動しかしてない私にとっては「あ~遠い」と、飛行機内の時間が苦痛でした。ヨーロッパ遠征に良く行かれる方は慣れたもの?なのかもしれませんが、上海=重慶路線はA320かB738などの単通路機が基本となりますので、窮屈です💦

重慶江北国際空港からホテルまでの地下鉄について

コメントを頂きましたので、空港から会場付近までの地下鉄での行き方を追記致します。
ご覧いただきますように、重慶市内の地下鉄(正確には軌道交通で、地下ではなく、高架を通行している部分も結構ある)は結構路線が有ります。

1,3号線「魚洞」行きに乗って直通パターン
会場最寄り駅の「魚洞」は2号線と3号線の終点/始発駅となっています。
江北国際空港は、下図の青〇に白抜きの③と表示されている場所です(見にくくてすいません)。
と、考えると「空港から3号線に乗って行けば間違いなく着けるはず!」そう思った方、半分正解です。御覧の通り、3号線かなり長いですよね。正直、繁華街の駅を通り過ぎると乗客がかなり少なくなります。なので終点の「魚洞」まで行く電車、行かない電車が有ります。なので、空港から乗車される方は、終点がどこなのか?をしっかり確認してから乗り込むようにしましょう。

2,空港から10号線に乗って2号線乗り換えパターン
江北国際空港には、地下鉄10号線も乗り入れています。
先に10号線の「兰花路(蘭花路)」行きに乗り、10号線「曾家岩*
曽家岩)」駅で2号線「魚洞」行き乗り換え

3,空港から10号線に乗って3号線乗り換えパターン
2,と同じ要領で空港で10号線の「兰花路(蘭花路)」行きに乗ります。
そして10号線の「重庆北站南广场站(重慶北駅南広場駅)」で3号線「魚洞」行き乗り換え

の3パターンが有ります。
私はちなみに1と3に乗った事があります。が、中国に行ったことがある方ならご存知の通り、どこに行っても平日でも人は多いですから、よほど中国語もできて、自信がある方以外、乗り換えなしパターンがおススメです。
乗り換えなしパターンは所要約2時間、乗り換えありパターンは1時間40-50分くらいのようです。地下鉄の椅子はプラスティックで、ずっと座っているとお尻が痛くなります。。。が、途中から高架になりますので、景色を楽しみながら乗ってくださいね。
(余談ですが、高度が高くて怖い駅もいくつか有りますよ。。。)

あと。。。気を付けて頂きたいのは、空港の地下鉄の駅は超絶人が多いです。改札の前に荷物のX線検査も必須ですから、ご自身の荷物と貴重品の管理に十分を気を付けて。
重慶の地下鉄はペットボトルは持ち込みできますが、開封済みのものは日本の国内線航空機に搭乗する時のような爆発物検査が必要です。未開封のものはその場で開封して飲ませられたりすることも有ります(検査員によってバラバラです)し、開封済みと同様に検査することも有ります。

重慶での宿泊ホテル


典雅华美达酒店  
英語表記;Ramada Plaza Chongqing Banan
部屋内部の写真は全然撮影していませんが。。。とってもきれいなホテルでした。当時1部屋460元くらいで、現在の相場にして1泊約9,000円の朝食2人分でしたので、とっても安かったです。。。

典雅戴斯国际酒店
英語表記;Days Hotel and Suites Dianya Chongqing
ここは万達というショッピングセンター(昔のイオンっぽいイメージ)の目の前のため、午前中の試合がない時間帯の暇つぶしにいいかもしれません。
ここは地下鉄三号線の「学堂湾」という駅のすぐ近くに有ります。

選手の方はこのどちらかのホテルに宿泊していたようですが、Days Hotelの方はちょっと遠いんですね。こちらの方が圧倒的に安かったのですが、試合が終わるのが23時過ぎの予定で、地下鉄の終電に間に合うかどうか(田舎なのでタクシーはまず拾えない)?試合の進行が少しでも遅れたら終電アウト、という時間帯だったので、最終的には歩いてホテルに戻れるRamada Plazaの方を選びました。
歩いて。。。と言っても、会場から地下鉄の駅を超え、半ば廃墟になっている病院の横を通り過ぎて、ひたすら坂を上り、岡の中腹に立っているようなホテルですので、会場から徒歩15~20分は覚悟しておいてください。

ただし、中国語がわかれば日中は「魚洞」の地下鉄駅から路線バスで2-3駅乗ればホテル横の駐車場入り口のバス停までは到達できます。

会場周辺の食事事情

正直言って、周囲には「これがおすすめ!」と言えるようなレストランは皆無です。
スケート会場は、他にもバスケットコートなど有り、良くスポーツの試合で使われるようで、レストラン街のようなものは有ります。韓国料理店やパン屋さんも入っていますが、あまりおいしそうとは言えません。。。
Days Hotel宿泊の方は、すぐ前がショッピングセンターなのですが、こちらもそんなにおすすめできるようなお店は入っていません。

重慶と言えば、基本中華料理は辛いです(四川料理の四川省のお隣ですから)。辛い料理が苦手な日本人は普通の重慶人が食べる料理はほぼ無理(そうそう食べられない)、と思っておいた方が無難です。
私は結構激辛好きで、上海でも四川料理や湖南料理を良く食べてましたが、そんな私でも普通の重慶料理は重くて食べられません。
試合観戦に備え、「激辛料理にトライ!」はやめておいた方が無難です。

飲料の入手方法

Ramada Plazaに宿泊予定の方は、部屋にペットボトルの水が2本有ります。
朝食会場でも、冷蔵庫にフリーでペットボトルの水が置いてあり、選手の方々も皆さん水をお持ち帰りしていました。

その他、他の飲料やちょっとしたお菓子を入手されたい場合はホテル前の駐車場の西側地下にスーパーが有ります。もう一回書きますが、地下です。地上では有りません。
エスカレーターで降りていくとローカルスーパーが有り、水やサントリー(中国製)のウーロン茶やビールなども売っていますので、そちらで買って冷蔵庫に保管しておいても良いと思います。

Days Hotelに宿泊予定の方は、やはりホテル前の万達広場で調達されるのが良いと思います。
確かスーパーも入っていたと記憶していますが、場所までは覚えていません(ごめんなさい)。水やジュースだけなら、Watsonsというドラックストアでも販売されています。

現地での食事は結構苦労されると思います。。。
現地の食事に期待できないぁ。。。と思われる方はカップ麺や日持ちするパンなどをご持参された方が良いかもしれませんね。

最新の渡航情報にご注意を

8月28日、駐日中国大使館は、8月30日以降、中国への渡航の際に求めていたPCR検査又抗原検査の実施と、「中国税関出入国健康申告」における関連事項の申告を不要とする旨を発表しました。

現状ビザの取得も必要ですし(ビザ免除措置はコロナ後から再開されておりません)、中国政府の方針転換は早いです。まだ中国杯までかなり時間が有ります。渡航前に上記駐日中国大使館HPなどで情報をチェックされることをおすすめします。

その他会場での注意事項

グランプリシリーズ中国杯 Wechatの公式チケット販売ミニプログラム内の「観覧注意事項」から、かいつまんで説明いたします。
これが一番大事!
入場にはID確認が有る可能性が有ります(中国アルアル)チケット購入時に申請したID(外国人の場合はパスポート)を必ずお持ちください。
ない場合は入場できない可能性が有ります。
持ち込みできないモノ
食品、ボトルに入った飲み物(ペットボトルは不可、会場内にドリンク販売有ります)、傘、ライター、ペンライト、棒状のもの(人に容易に危害を与えられるようなもの)、宗教的・政治的広告品のようなもの、50cmを超えるフラッシュライト、40cmを超える照明板、大きなキャリーケース、プロ仕様カメラ、諸々照明器具(名称不明ですが、ライブなどで客側が使用する照明器具のようなもの)など、録画機材・自撮り棒などなど(以下割愛)などは持ち込みが禁止されています。
(どこまでがプロ仕様のカメラに分類されるのかはわかりませんが。。。正直中国では大きな一丸レフカメラの普及率は上がってきてはいるものの、日本よりは高く有りません)

それ以上は現状では記載はございませんが。。。
会場で「ダメ」と言われたことを再度すると連行されたりする可能性もございますので、十分お気をつけください。

Wechat公式チケットサイトからの抜粋

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以上グランプリシリーズ中国杯にまつわる記事でした。

以上の内容に関し、中国では頻繁
にルールが変わる事から、今ではもう過去になっている事柄もあるかもしれません。あくまでご参考にとどめて頂き、当方では当記事の内容に何らの責任を負うものではございません。予めご了承ください。

では本日はこれまで


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