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DailyUI 38 Calendar

どんなサービスを想定したか

・60代がターゲットの健康管理アプリ(タブレット)
・複数人で共有でき、健康に関わる予定やメモや投薬などが記録できる

どんな時のUIか

・今月の予定を月毎で見ている時(起動時の画面から「予定を見る」で遷移した想定)
・複数の予定(ラベル)とメモ(アイコンと文章)が登録されている状態

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工夫した点

・高齢者中心の利用を想定しているので、カレンダーの区切り線をきっちり引いて境目(タップ領域)をわかりやすくした
・ラベルで表している予定が一番重要度が高いと判断し、引き立つようにベースのカレンダーは落ち着いた色をメインにした(土日の色付けは慣れを考慮して入れた)
・ラベル上の文章かアイコンと組になった文章かで予定とメモを区別できるようにした
・予定の閲覧から追加がスムーズに移行できるよう、各日に追加ボタンを置いた(ユーザーは「追加ボタン」ではなく「予定が入った日」に最初に目をやると思ったので)(日付をタップして予定の詳細をポップアップで確認した時点でも追加が可能な想定です)
・薬の記録が抜けているところは赤字で記録漏れをアピールした

作ってみた感想

・今日がどこなのかを示してあげる必要があったなと思いました。考慮漏れです…
・私はGoogleカレンダーを業務で使っているのですが(PC閲覧です)、今日の予定に手っ取り早く戻ってくれる「今日」ボタンを使うことも多いのでそれも入れられると更に便利かも。割と近い予定や日々の記録を中心に据えたアプリなので、無くても困らないかもしれませんが…
・ラベルや文字の色でカテゴリーや人の区分ができる想定なので(TimeTreeの影響を受けています)、起動時には「何人で使うか」「誰の予定(何の予定)を何色にするか」などチュートリアルを設けてあげた方が良いかも。うちの母だったらデフォルトの色のまま区別なく予定登録しそうなので…
・カレンダーアプリってGoogleカレンダーから予定を引き継いだりできると思うのですが、高齢者にとってそれまでの予定ツールって何だ?と思った時に物理カレンダーや手帳も出てくるかなと思ったので、カメラで撮影してある程度読み取れる機能もあると良いなと思いました(この画面ではないですが)
・想定ユーザー層に対して文字が小さすぎるかも?拡大ボタンを設けるか、ピンチイン/アウトができるような仕組みにした方が良いかもしれないなと思いました

2回目やるならどうする?

・今日の表示をわかりやすくする
・文字の大きさを可変にし、変えた場合にどう制御するか考えてみる
・予定の登録画面やチュートリアルを考えてみる

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