2020阪神の開幕戦スタメンを予測する

こんにちは。いよいよプロ野球の開幕が見えてきましたね。著者もテンションが上がってきました。今日は、ゆるっと阪神の開幕スタメンオーダーを予想してみようと思います。初めにポジションごとのレギュラーを考えて、次に打順を考えていきます。

☆予想に当たって
けがなどの不測の事態は考えないものとします。
管見の限りで知っているスポーツ記事等の情報は参考にさせていただきます。
敬称略とさせていただきます。

<ほぼ間違いないと著者が考えている>

○投手 西勇輝
昨年移籍一年目から二桁勝利、防御率2.92とさすがの成績でした。序盤の失点が多いとはいえ、QS率は十分。2月に矢野監督から開幕投手指名があったとの報道もありましたし、こちらは間違いないでしょう。

https://www.sanspo.com/baseball/news/20200218/tig20021816510007-n1.html

○捕手 梅野隆太郎
二年連続のゴールデングラブ賞に加え、昨年の打率.266、9本塁打、14盗塁は素晴らしいの一言。捕逸は数こそ多いものの、ドリス、PJ、藤浪などをよく止めていたのではないかと著者は思っています。坂本選手もダルビッシュ選手からフレーミングの上手な選手として挙げられ、キャンプではスローイングの改善も見られましたが、現状何もなければ梅野で確定ではないかと考えます。

○二塁手 糸原健斗
チームのキャプテン。ホームランになった時の打球が年に1~2本しかホームランを打たない人の弾道には見えないと著者の中で話題です。去年はシーズン途中から5番打者での起用が多くなり、四球を選ばず積極的に打ちに行く姿勢が見られたことから出塁率が低下し、OPSが低下しましたが、二年連続で二塁を一年間通して守っており、二塁は彼で間違いないと考えています。ややUZRが低いですが、RngRが夏場以降から低下していたこと、足のけががあったことなどから、怪我がなければ数値は改善するのではないかと著者は見ています。

○中堅手 近本光司
昨年のドラフト一位指名で醸した物議を実力で黙らせた新人特別賞受賞者。村上がえぐすぎたので仕方ないですが、例年なら新人王でもおかしくなかったでしょう。新人最多安打に盗塁王にHRも9本とパンチもあり、さらにUZRもプラスと素晴らしい成績です。出塁率のみやや物足りない(.313)ので改善されるとなおよいですが、センターも彼で間違いないと著者は考えています。

○右翼手 糸井嘉男
近年怪我に悩まされることが多いですが、それでもチーム一の打力を持つ選手の1人であることに間違いはないでしょう。さすがに盗塁は減ってきましたが、それでも阪神では貴重なOPS.800をコンスタントに超えているというだけでありがたい選手。昨年はホームランも5本とだいぶ一発の少ない打者に変貌してきたので、打順は一考の余地がありそうです。

<ここから起用の悩ましいポジション>
○一塁手 ボーア
昨年末獲得した大型一塁手。左打ちではありますが、逆方向にも強い打球が打てるということです。もう一人一塁手には去年からいるマルテ選手がいて、彼はとても好きなのですが、以前のnoteにも書いたように年俸がマルテは1.4億円に対してボーアは2.7億円なので、もちろん一概には言えませんが、球団はボーアをメインで、マルテは一塁と三塁どちらもいけるサブととらえているのではないかと考えています。ですので開幕スタメン予想ではボーアを一塁手とすることにしました。

○三塁手 大山悠輔
あのドラフトの「えぇ~」からプロ野球人生が始まったものの、球団では数少ない2年連続2桁本塁打を達成している阪神の未来。エラーこそ多いものの、バグのようなRngRによってUZRではトップという、守備力の高さも売りです。ここはマルテとの競争なのですが、外国人枠を投手2、打者2として、サンズをレフトに起用した結果として大山を起用しました。そんな消極的でなくとも、大山は中軸になってもらわないといけないので起用するべきだとは著者は考えています。

○左翼手 サンズ
ロサリオの失敗をものともせず再びKBOから右打者を獲得してきた球団の姿勢は素晴らしいなぁと個人的には考えています。オープン戦を見た感じ打撃はマートンに近いという感想をちらほら見ました。ただ打球の追い方などに少し不安がありますね。開幕までに時間がなさそうなので調整を頑張ってほしいところです。こちらは実績的には福留との勝負なのですが、若手レギュラーに左打ちが多いことから、サンズとしました。福留もまだまだ休養を挟めばやってくれると思っています。

○遊撃手 北條史也 or 木浪聖也
ここだけ決められませんでした。2018年の北條はOPS.747に加えUZRもプラスとこの数字を出せれば間違いなくレギュラーでしたが、怪我による離脱がもったいなかったです。ただ去年は打率が低下した代わりにパワーアップしていて、個人的には期待しています。木浪は去年の成績は出塁率もUZRもあまり褒められたものではないのですが、本人が源田の守備を参考にするなど向上心があり、また打撃面でもオープン戦でセンター方向への強い打球がみられるなど期待度は高いです。同い年青森同士のライバルとして二人で高めあってほしいです。

ここまでで役者はそろいました。ここからは打順を考えていきます。

<前提>

矢野監督が「二番、近本」を明言しているため、これに従うことにします。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202001130000796.html

「四番、ボーア」も開幕時点では確定なのではないかと考えています。

<打順考察>
1 (二) 糸原
2 (中) 近本
3 (三) 大山
4 (一) ボーア
5 (左) サンズ
6 (右) 糸井
7 (遊) 木浪 or 北條
8 (捕) 梅野
9 (投) 西

このように考えました。以下で理由を述べていきます。

☆一番打者は誰にするか?
一番打者にもっとも大切なことは、出塁率であると言われています。この中で出塁率が高い選手は(外国人選手はわからないので除く)糸原、糸井、北條になります。この中で、北條はまだスタメン確定ではなく、対抗馬の木浪は出塁型ではないことから確実性が低いと判断し除外しました。そして、糸井は年齢上一番で出ずっぱりは負担が大きいと考え、糸原としました。

☆中軸はどうするか?
四番ボーアを誰で囲むか、という問題になるのですが、個人的には三番大山を推します。去年三番糸井が勝負を避けられて四番大山勝負、という場面を何度か見たと思います。大山には自分がだめでもボーアが返してくれる、と言った楽な気持ちで打ってもらいたいです。また、糸井も中軸を担えるのですが、年齢的に負担のない場所で一年間やってもらい、中軸勢が不調な時には中軸を担ってもらうのがいいかなということでこうしてみました。

☆下位打線
梅野は去年序盤かなり打撃がよく、中軸を打ったりもしていましたが後半失速しました。捕手は負担が大きいため、やはり八番を打ってもらうのがよいのではないかと思います。

今回は以上になります。
もちろん今後の調整、怪我などでスタメンは変わると思いますが、現状で著者なりに考えた結果になります。早くプロ野球が見れる日が待ち遠しいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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