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心地よさの鑑定家

 nekoですよろしくおねがいします。これは、出版編集Aの授業のためのnoteです。上記の写真は、PixabayのLebemajaさんのフリー素材写真です。※ひとがねこをみます。ねこがすきなひとはねこをみんなにみせます。たくさんのひとがねこをみます。よろしくおねがいされます。よろしくおねがいします。

 


 今回の課題は、「大学の「○○な場所」を撮影してnoteで魅力的に紹介しよう🏞」でした。

 キャンパス内の写真を撮影したのは一年生のときに、授業で「ヴィヴィアン・マイヤー のポートレイトのような写真を撮る」こと以来だったので、懐かしい気持ちになりました。



 私は「猫がいそうな場所」を写真に撮りました。

 大学によっては、日当たりのよい所で猫がのんびりと昼寝をしている、そんな癒しの光景が広がっているかもしれません。

 しかし、大学内に猫がいることは、建物への侵入や糞尿・アレルギーなどの問題も起こるため、この大学内に猫がいることはありません。

 ですので、今回は仮定ということで「もしこの大学内に猫がいたらどこにいるだろう」と考えながら写真を撮りました。


 まず最初に目についたのは紫陽花です。大学生活3年目にして、初めて大学内に紫陽花が咲いてることを知りました。

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  野良猫は室内で飼われている猫とは違い、より警戒心が強く臆病な子が多いです。たまにとてもフレンドリーな猫もいますが、目が合ったり近付こうとしたりすると、大体は警戒の姿勢をとります。

  私の家にも紫陽花が咲いています。警戒しているのか、よくズボッとその中に入って隠れるのです。そうなると、いくら呼びかけても中から出てきません。

 そんなことを思い出して撮った一枚です。

 ※そういう状態になった猫に無理に近付こうとするのは、猫のストレスとなりますので控え、遠くからそっと見守ってください。


 次はあまり人の流れのない、かつ日の当たる階段です。

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 野良猫を見かけると、高い塀の上や木の上などの高いところにいることが多くありませんか?

 高いところというのは、野生で生きてきた習性から考えると、敵に見つかりにくく自分が敵を見つけやすい場所です。あとは、単純に快適に過ごせるからという理由もあると思います。

 猫は日向ぼっこも好きなので、こういうところにいそうだな~と思って写真を撮りました。


  最後に写真を撮ったのは、大学内にあるカーブミラーです。

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 ふとカーブミラーを見ると、猫がうつっていて、鏡越しに目があったーー

 という経験は残念ながらまだないです。そもそもカーブミラーをじっと見つめることもないので。

 でも、いたら素敵だなと思ったので写真を撮りました。


 我が物顔で、自分のものだと言わんばかりにこの大学内を歩きまわる猫。

 有り得ないことですが、そんな光景を見てみたいです。





Cats are connoisseurs of comfort.
(猫は、心地よさの鑑定家だ。)

 これはイギリスの作家・獣医である、ジェイムズ・ヘリオットの言葉です。猫は、人間よりも居心地の良い場所を瞬時に見抜く目利きなのですね。



ヴィヴィアン・マイヤー:1950年代~90年代にかけて、主にシカゴやニューヨークの街並みや、そこに生きる人々を撮影した写真家。2009年没。ただし生前は、撮った写真を一切公表しなかった。
ポートレイト:人物を写した肖像画または写真。特にその写真のメインとなる物体が人物であるもの。風景を描写したものも含まれる。