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よりみち

こんばんわー 今日は8月19日です。

今日は思い出話です。

当時私は小学生。近所に原っぱがありました。

そこで野球をやったり、鬼ごっこ、かくれんぼなど子供たちが大勢で遊べる場所。そこはブランコなどの遊具はなく、軽く野球が出来るように整備された原っぱです。

夏になると、町内会の盆踊りが開かれ、秋なると、町内対抗の運動会などを行う場所です。

現在の原っぱは、当時の規模からは小さくなっていますが、現存しています。

そこに行くと、気が付けば小学時代の自分が蘇ります。

野球(三角ベース的な)をやっていた自分。
夏の盆踊りで踊っていた自分。
自転車で原っぱ内を乗り回してレース的な競争をしていた自分。

この記事を書きながら懐かしく思えます。

原っぱの近くには木の橋が在りました。その橋には車も通るし人通りも結構在りました。
現在橋は木から鉄の橋に架け替えられてます。

小学時代の私がひょこっと現れてくることは、ここ数年在りませんでした。

noteを書くようになってから、日々記事のネタを考えているうちに、ひょこっと現れてきました。

何だかこんなことを書いていると、そろそろお迎えが来たような感覚でしょうか。いやいや何を書いている😅

不思議ですね。
今まで昔のことはそんなに思い出さなかったのに。これも50歳を過ぎてのセンチメンタルな年頃ですかね?😜

原っぱの近くに喫茶店が在りました。


小学生の私はあろうことか、そのお店によく遊びに行っていました。

そのお店に行くきっかけは、その喫茶店の窓越しから見えたテーブル型ゲーム機。

当時喫茶店などにはテーブル型ゲーム機はよく置いてあり、そのお店には2台在りました。


自宅には確か初代ファミコンは有ったでしょうか?
ただ、やはりゲームセンターが流行っていた時代。
学校では出入りは禁止されていましたが、ついつい友達と遊びに行っていました。(当時ゲームセンターは不良のたまり場 小学生にしてはおっかない場所でした)

そんな折、近所に新しい喫茶店が出来ました。
住宅地の喫茶店。車通りが多い道沿い。ちょっとこじゃれた佇まい。
喫茶店の近くを通ると、いい匂いがします。
学校帰りにお店の前を通ると、窓越しから見えるゲーム機、当時の私は興味深々だったのでした。

喫茶店が開店後しばらくは、窓越しの覗きでしたが、そのお店の店長さんは若い女性。今思うと20代後半から30代初め位の、綺麗なお姉さん。

今日も窓越しに覗いていると


お姉さんが店から出てきて、
小学生の私は”あ!いっけねーぇ!!”
と思い急いで逃げようとすると、


お姉さん:「あら今日も来たのねー」
     「ゲーム気になるんだ!」
     「中に入ってみる?」

笑いながら話しかけてくれました。


正直怒られるものだと思っていたので、びっくりしたかと思いきや、嬉しいお誘い。やはり小学生ですね、いそいそとお店に入るのでした。

初めて入る喫茶店。
コーヒーの香り。
たばこの匂い。
そして何だかおいしそうな匂い。
小学生の私には初めて尽くしの体験。店内にはお客はいない。

お姉さん:「このゲーム面白いよー」


入り口手前に置いてあるテーブルゲーム機を指さて話します。
”何だろうこのお姉さん?ニコニコして優しい人だなー”

純朴な少年は綺麗なお姉さんの笑顔にドキドキしながら、ゲーム機に座りお姉さんの話を聞いていた。

お姉さん:「今日は初めてお店に来てくれたから、サービス!
     1回だけただでやらせてあげるよ」

そのゲームについては忘れてしまいましたが、
”お金を入れなくてもゲームが出来るんだな”と関心しながら、
夢中で遊んでいました。

初めてのゲーム。すぐにゲームオーバー。

お姉さん:「あーあ おわっちゃったねー これ結構難しいのよ」
     と笑いながら話しかけてくる。


お姉さん:「僕どこに住んでいるの?」などと話掛けてくる。

ゲームをただでやらさせてもらった手前、お姉さんの話しに付き合うことになる私。


今思えば、お姉さんはお客がいない店内で、暇を持て余していたところ、
いつも覗きにくる小学生を見て、暇だからからかってやろうと思ったのか?
今となってはどうして、入れてくれたのか分からないが、これがこの喫茶店に通うきっかけでした。

つづく…

今日はこれまでです。

読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

サポートしていただける方へ、大変ありがたく思います。今後の創作、記事への執筆活動の励みと勇気を頂けると思いますので、よろしくお願いします🎵