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メロディアスな郷愁~1986~

みなさんお元気でしたか?
仕事柄、シフトにて休みは決まっています。
休みは平日が多く、長年の習慣からか平日休みに何かとメリットを感じるよしぱらです。

さて話を変えて、先日贔屓にしてる地元ラジオ局の番組ツイッターで知り合いになった方々のツイートを眺めていたら、とある懐かしいバンド名が目に飛び込んで来て、その瞬間気が付くと高校時代の思い出が甦りました。

みなさんにも
「あのアーティストがスキ!」
「この曲を聴いたら、あの場面を思い出す…」
などあると思います。

そこで今回の記事は「思い出のワンアーティスト」について書いてみます。

爽やかな風を感じて…

今回紹介するアーティストは
「Air Supply(エア・サプライ)」です。
知らない方もいると思いますので簡単に紹介します。

1976年にオーストラリアで「グラハム・ラッセル」と「ラッセル・ヒッチコック」で結成。ジャンルはソフトロック、ポップロック、ARO。
1980年に「ロスト・イン・ラブ」が大ヒット。
「シーサイド・ラブThe One That You Love
「さよならロンリー・ラブEven the Nights Are Better
渚の誓いMaking Love Out of Nothing at All
などのヒット曲を連発した。
日本でも80年代前半に、夏のイメージでヒットを放った。80年代半ば以降は人気が下降し、88年活動を中止するが、91年に再始動し現在も活動中のバンドです。

Wikipedia
より一部改変


『ロスト・イン・ラヴ』1980年リリース

『ナウ・アンド・フォーエヴァー』1982年リリース

『グレイテスト・ヒッツ』1983年リリース


私が良く聴いていたのは1986年の高校時代。今から36年前本当に懐かしいです。あの頃はMTV全盛の時代で、それまで洋楽には全く疎かった私でしたが、当時の友人らの影響ですっかりその魅力に魅せられていました。

聴き始めは、当時のクラスメイトのオススメからでした。Air Supply結成時期と私が聴き始めていた時期にはズレがあります。クラスメイトには兄がいてその影響を友人が受けて、そして私が知る所になります。兄弟姉妹、上に兄・姉がいる人は何らかの影響を受けます。

友人に勧められた当時は、「ふーん」て感じでしたが、何度か推して来たので「それじゃー聴いてみるか」てな感じでアルバム
『ロスト・イン・ラヴ』を貸してもらいました。
早速聴いてみたところ
「おおーいいじゃん!」
爽やかでメロディアスな曲調。オーストラリアのアーティストと思わせるジャケットの写真がスタイリッシュでした。
何度も深く聴き込みライナーノーツに書かれている歌詞は、高校生の私には知らない世界でしたので、すっかりハマったのでした。
その頃日本の音楽シーンで流行っていたのが、チューブの
『シーズン・イン・ザ・サン』などで
(こちらも懐かしーいなー😊)
Air Supplyはその夏、カセットテープにダビングして、何度も出掛けるたびウォークマンで聴きまくっていたのでした。

never ending summer

私の高校時代は今思い返すと”never ending summer”な青春でした。
(なんのこっちゃー😅)
勉強はからきし出来なかったけど、勉強以外に新しい趣味を始め、同級生と遊び語らい、小中学時代とは違う今の自分を作り出したと言っても過言ではない。本当に無駄で不毛な時間を過ごしていましたが、あの時があったからこそ今こうしてnoteやブログの執筆のネタになり、音楽の聴くジャンルが膨大に広がるのでした。

「1986年夏
友達から勧められたAir Supplyは今なお私の心中に残っています…」

高校を卒業し大学進学。その後就職し、この先果てしなく続くのかと感じる競争社会に放り込まれ、過酷な試練の様な日常生活が始まるのでした。

社会人になり、いつしか仕事に忙殺され、私の周りにも心身を壊す人や上手く順応出来たとしても「本当にこれで良いのか!?」と虚無感や無常感を抱く人がいたりして、転職をする人、失意の中引きこもる人、組織に属さないで起業する人、それぞれの人生を見てきました。

あの脳天気な日々、「学生時代は本当にモラトリアムな時期」だったのです。日本社会の現実を体感する前の束の間の安息だったと思い返します。

今は便利になりました。当時持っていたLPやCDやカセットテープ、MDなどを引っ張り出さなければ聴けない楽曲も、YouTube、Spotifyなどサブスクで簡単に何度でも聴けるようになり、「音楽は所有から共有する時代」になったのかと思うと、こんな時代が来るとは思ってもみなかったです。
また音楽配信アプリなどを開けば、あのハイトーンのボーカルがいつでもどこでも聴けます。
音楽に限らず生きている今は、大きな時代の転換期だとしみじみ感じるのでした。

懐かしのあの曲を聴くと高校時代の無邪気でバカで、それでいて愛しい自分に帰してくれるのでした。
「みなさんのワンアーティストは誰ですか?」

おしまい…

今回はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次の記事で会いましょう。


サポートしていただける方へ、大変ありがたく思います。今後の創作、記事への執筆活動の励みと勇気を頂けると思いますので、よろしくお願いします🎵