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第6話:セフレちゃんの生い立ち。

僕のセフレちゃんになったアイアイ。

正式に名前は、|佐藤 藍(さとう あい)、(愛称はアイアイ)
年齢23歳。
髪は茶髪で長くて、前髪ありのストレート。
身長、160センチ・・・ちなみに僕175センチ。
スリーサイズ・・・思ったより、おっぱいが大きいということ以外知らない。
一応某大学を卒業して現在はIT関係の外資系商社勤務。
アイアイは現在隣町の会社所有のセキュリティーばっちりのマンションに
住んでいる。

僕は一度も彼女の部屋に入ったことはなく車でアイアイを送っていく時も、
マンションの近くのコンビニで降ろすようにしている。
そうそうアイアイのママ・・・母親はまだご健在。
ときどき、様子を見にアイアイのマンションに来るそうで、僕との関係は
当然内緒。
僕とアイアイの関係が知れたらたぶん僕は誘拐犯にされてしまうと思う。
でも、すでにいい大人同士、どう生きるかは彼女の自由だからね。

とは言え、母親の立場からすると、うちの可愛い娘になにしてくれてん
ねん、ってことになる訳で、許せないよね。
だから見つからないほうが平和でいいんだ。

彼女の足は基本的にバスか電車か、あるいはタクシー、あるいはチャリ。
アイアイは姉妹兄弟はなく一人っ子。
子供の頃、祖母と父親が​他界してしていて母子家庭で育つ。
藍ちゃんは純粋の日本人。
見方によってはハーフに見えなくもない。で母親が働いていたため、ほぼ祖父にあずけられて育ったようだ。

祖父との楽しかった思い出が強烈に記憶に残っていて、それが元で
おじさんフェチになったのかもしれない。

父親、または祖父と仲が良かったり、その存在に固執していたりすると、
恋人にも父親や祖父像を求めて、おじさんを好きになっている可能性が
あるようだ。

男性的な魅力を求めているだけでなく、祖父のような人を理想としている
場合は、 同年代や年下の男性には興味を持ちにくい人もいるらしい。

アイアイは大好きな祖父と母親のもとで、すくすくと育ち中学、高校、
大学へと進学。
大学時代の女友達は数名いるようだけど、僕は一度も お会いしたことは
ない。
友達とは、ときどき飲みに行ったり遊びに行ったりしてるみたいだ。

で、アイアイには大学時代、20歳の時にやはり中年のおじさんの彼氏が
いたそう。
相手は僕と同じで独り身だったから、これに関しては不倫ではない。
だけど結局、そのおじさんはご病気でお亡くなりになったらしくて、
それ以来、アイアイは男なしの生活に・・・。
そのおじさんに関してはお亡くなりになったってことくらいしか知らない。

アイアイはおじさんが亡くなって急にひとりぼっちになった反動で、心に
ぽっかり穴が開く。
これはいかんと思って、新たにおじさんを物色し始める。
でもなかなか、お眼鏡にかなう相手が見つからないまま大学卒業。

就職した会社にも、これと思うおじさん「上司」が見つからず・・・
会社でおじさんと言えばセクハラ上司・・・彼女にとってはそう言うおじさんは対象外な存在。
で、月日は流れて諦めかけていた時、ついにタイプの男を発見する・・・。

その男はぶざまに車道と歩道の境にあったガードの鎖を乗り越えようとして
鎖に足を取られてずっこけた間抜けなおじさん。

すなわち、僕。

みじめに、ずっこけてるおじさんに声をかけたのがアイアイ。
ところが、おじさんはアイアイのドンピシャのタイプだったところから
僕と言う彼氏のおかげで、ぽっかり空いた穴を塞いだ。

だけど僕は、まだアイアイの大事な穴を塞いでない・・・可愛い穴が
前も後ろもあるって言うのに・・・いつになるんだろ?

つづく。

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