植田日銀総裁、利上げとテーパリングを決定
7月31日、日本銀行は金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げることを決定した。また、現在行われている国債の買い入れについて、徐々に減額すると発表した。いわゆるテーパリングである。
ゼロ金利脱出とテーパリング
まずは利上げからだが、政策金利がゼロ金利から0.25%に引き上げられた。これは3月にマイナス金利から離脱したことに続いての動きである。
これで長年続いたゼロ金利政策が終了したわけである。経済への影響としては、変動金利で住宅ローンを借りていた人に対する金利が