トランプノミクスの影響を考える
今年11月のアメリカ大統領選挙が着実に近づいている。金融市場はまだ大統領選挙を織り込んでいるとは思えないが、あと半年を切った今、相場は徐々に選挙を織り込んでゆくと思われる。
大統領選挙を織り込んでいない金融市場
現在、金融市場が気にしているのはインフレ率や経済成長率であり、緩やかな減速が続いている実体経済に合わせて市場の期待インフレ率は下がっている。
こうした今の相場の動きは11月に新たな大統領が選出されればすべて吹っ飛ぶのではないかということである。
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