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田舎暮らし 「北の国から23-24」

「ここには何もないが自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には十分毎年喰わしてくれる。自然から頂戴しろ。そして謙虚につつましく生きろ。それが父さんの、お前らへの遺言だ。」
北の国から 遺言より。

拝啓、恵子ちゃん。
北海道の田舎で暮らすと言うと「北の国から」の影響だと思われがちだけど実は2023秋に初めて観たわけで。
完全に北の国から沼にハマり何回見たかわからないわけで。←やめろw

壮大すぎるお話で何から書いたらいいかもわからず完全に手が止まっていますがこの記事を読んでくれている人は少なからず田舎暮らしに興味があると思うので「北の国から」是非見てほしです。

ストーリーは東京で生活していた黒板五郎さんが離婚して、小さい子供2人を連れて北海道の富良野で新しい生活をスタートさせるところから始まります。
富良野の家は電気なし、水道なし、壁や屋根はボロボロ穴だらけ。
東京に帰りたくて文句ばかりのお兄ちゃんの純と、お父さんの力になろうと一生懸命お手伝いする妹の蛍。不器用な五郎さんは五郎さんのやり方で2人を立派に育て上げます。
そんな黒板家の生活を全て見ているような感覚で、思春期や反抗期、気持ちをぶつけ合う日、親を負かした日、親の手を離れる日、そしてまた親の偉大さを感じる日。
とても人間臭く、見ちゃいけないものを見ているような、自分の人生を振り返っているようなそんな感覚になります。

五郎さんの生活といえばお金からかなり遠いところにあります。
自分の生き方を示すことで純と蛍は五郎さんから大切なことを沢山学びます。お金が全てではないこと、お金じゃ買えない物がある、お金を持つと全てお金でどうにか解決しようとしてしまう事。

今の時代に吾郎さんと同じ生活をするには少しハードルが高いかもしれません。ただ、noteやInstagramを見ていると次世代吾郎さんのような生活をしている人も沢山いるようです。
田舎暮らしが良いとか都会暮らしが良いとかそんなことは個人で決めれば良いので誰かの意見を聞くことはありませんが、吾郎さんの言う
「自然はお前らを死なない程度には十分毎年喰わしてくれる」
この言葉を聞くとなんだか里山で生活しているとある程度生きていける様なそんな気がして笑

北海道はやっと桜が見頃になり、庭の桜も花をつけました。
行者ニンニクはピークをすぎる頃でタラの芽やウドが採れ始める季節です!
春は何かと天ぷらが多くなるので油を買い足そうと思いますw
最後は姫タケなんだけど(タケノコの細いやつ)去年は笹が一斉に枯れたので採れるのかなぁ?どうなるんだろう?
笹が枯れるのは60年〜100年に1度起こるらしく生きてる間に見れるか?見れないか?の、とても珍しい現象だそうです。
そのせいでネズミの大量発生(笹の実が大量に実り餌に困らないネズミが大量に繁殖した)があって、沢山の木の皮が食べられました、、、。

話がそれましたが「北の国から」見たことない若い世代の人は是非オススメです!私達は影響されすぎて今年の夏に富良野に行ってみようかと思います!吾郎さんの建てた家や沢の水力発電とか見るの楽しみだなぁぁぁああ!!!!
ちなみに私の一番好きなシーンは「北の国から 時代」の、吾郎さんがトウモロコシを手入れしているときに純、蛍、正吉が向こう側から歩いてくるシーン!この3人は小さい時から育てた3人で、大人になった3人が向こうから歩いて来て、吾郎さんも嬉しそうに駆け寄るシーンは自然とこちらも笑顔になります!
その後、正吉から大切な話を聞いた吾郎さんの表情!世間の目とかそんなものは吾郎さんには全く関係なくて、ただ子供の幸せを喜んで、嬉し泣き(嬉し大泣きw)するシーンは5回程リピートしましたが5回とも泣けた!!!あの場にいたら泣き崩れてると思う!←居る訳ないけどなw

ちなみに写真は「黒板吾郎の流儀」という本です!すっごく面白いので是非!


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