言葉の花束ーアキの詩集No.151
1.「彼女(親友)」
久々に
親友とランチ
おしゃれな
喫茶店で
美味しい
コーヒーを飲みながら
色んなことを
話して楽しんだ
彼女といると
話が尽きない
昔から
彼女は朗らかで
優しくて
一緒にいるだけで
本当に癒される
気兼ねなく
ありのままの自分で
関われる
そういう相手がいるって
本当に幸せだ
彼女にとっても
私がそういう相手であると良いな
なんて
期待してしまうのは
私の欲張りかしら?
これからも
大切にしていきたいな
彼女を
そして
彼女と関わる時間を
2.「雨のオーケストラ」
傘に
ポツポツ
雨がはじける
主旋律
車が
ザーッと
雨を突っ切って
通る音が
潮騒のような
これは伴奏かしら
雨の道を通り
水たまりを
ポチャポチャ踏む音が
主旋律とハモる
雨が奏でる音は
色んなバリエーションがあって
面白い
まさに
雨のオーケストラね
とても
心地よい旋律だわ
聞き心地のよい
旋律が
私の心を
解きほぐしてくれるわね
3.「道行く人々」
道行く人々の
顔を見ているか?
後ろ姿
歩く様を
まじまじと見たことがあるか?
寒さに
震えながらも
今日を
何かのために
働く人々の
面構えを見たか?
何を思い
何のために生きるのか
道行く人々の
顔を見て
考えたことはあるか?
スマホばかり眺めていたら
分からないだろう
たまにスマホから
目をそらしなよ
道行く人々の
生き様を想像すると
楽しいよ
4.「そういう人もいる世界だから」
この世界には
たくさんの人がいる
自分とは違う
たくさんの人がいる
自分と合う人がいれば
そうでない人もいる
そこに
良い悪いはない
だから
合わない人と
無理に仲良くしようと
しなくて良いし
良くしようと
相手を変える必要もない
そういう人もいる
世界だから
合わない人とは
距離を置くだけで良い
自分の心は
人に振り回されず
自由でいようよ
5.「鏡よ鏡」
鏡よ鏡
世界で一番
可愛いのは
誰?
もちろん
私!
と
思うことを
躊躇わないで
自分が一番で
何が悪いの?
驕りでもなく
世界で一番
自分を愛してあげてよ
自分を愛することに
恥じらいはいらない
6.「素っぴん」
せっかくの
美容院
お化粧して
行きたかったけれど
眠気に負けて
素っぴんで行った
でも
良いの
だって
いつもそこは
素っぴんで行っていて
素顔の私を
温かく受け入れてくれるから
飾らず
ありのままの自分を
受け入れてくれる居場所は
本当に大事
素の私は
本当に可愛いと
心から思える
そういう
安心感があるから
私は幸せ
7.「人が生きるのは」
何もしていなくても
お腹が空くし
夜になれば
眠くなる
何もしていないようで
ちゃんと生きるために
必要なサイクルは
働いている
その営みに
生かされている不思議
人は
生かされて
生きている
だけど
生きたいから
生きてもいる
生きなければ
感動もないだろうし
学びも
ない
感動も学びも
生きているから
出来ること
それだけで
十分
生きる理由になるし
生きる理由は
生きてみなきゃ
分からないよ
8.「不完全」
どんな人も
欠点はあるし
誰かに
イライラしたり
文句を言いたくもなる
時に
周りに迷惑を
かけることもある
常に
良い人には
なれないよ
だって
誰だって
完璧ではないのだから
それで
良いじゃない
完璧を
目指す必要はないよ
むしろ
不完全だからこそ
極められる境地が
あるかもしれない