言葉の花束ーアキの詩集No.168
1.「一人宴会」
朝から
夕方まで
仕事で
花火大会の
清掃の応援に出動
空に花火が
打ち上がる前に
私は
燃え尽きた
打ち上がった後の
花火の燃えかすのように
私は
ヘロヘロだ
花火大会は
参加する気にはなれないけれど
帰りに買ったよ
手巻き寿司
帰ったら
一人宴会だ
祭りで
はしゃぐより
私には
一人を楽しむ方が
合っている
2.「愛と執着は紙一重」
愛と執着は
紙一重
愛と
憎しみも
同じかな
そこに
良いも悪いもなくて
そこから生まれる
ドラマや葛藤が
色んな感動や
気付きをもたらす
やっぱり
人生に
無意味なことも
不必要なことも
ないんだね
3.「世の中には悪人も善人もいない」
善悪なんて
誰が決めた
漫画や
ドラマのように
悪人が
悪人の看板背負って
悪事を働くわけじゃなく
良かれと
悪意なく悪いことをしている
そういう人の方が
多い気がする
だからね
世の中に
悪人も善人もいないんだよ
不完全な人間が
寄り集まって
自分のしたいことを
しているだけ
4.「人生には遊びが必要」
人生は
よく
修行と
例えられるけれど
遊びのない
人生なんて
私は
耐えられない
色んな出来事や
色んな出逢いを通して
色んな感情を
楽しみながら
いつの間にか
成長している
そんな感じで
良いと思うんだ
5.「他人にへつらうことなく」
他人に
へつらうことなく
潔く
生きられたら
どんなに良いだろう
誰かから
強要されたとしても
それに屈することなく
自分を貫けたら
どんなに格好いいだろう
世間とか
周りに流され
自分を曲げる
私も
そういうところが
あるかもしれない
きれい事だけでは
生きていけない
でも
自分の心の芯でうずく
この違和感は
なくしたくない
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