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言葉の花束ーアキのー詩集No.160



1.「隠された愛」


厳しさの中の
愛に気付きたい

素っ気なくても
不器用な優しさが
にじみ出ている

そんな
隠された愛に
気付きたい

表面的な優しさばかりが
愛じゃない

むしろ
動機が保身の
薄っぺらい
偽りの愛もある

隠された愛の中の
深い愛に気付けたら

私はきっと
よりいっそう
色んな人を
深く愛せるようになるのかしら


2.「大人になったときの一番の喜び」


紡がれた言の葉の
意味が理解できたときの喜び

子どものうちは分からなかった
言葉や話の内容が
少しずつ理解できてきて

次第に
言葉の紡ぎ手の話に
感動し
共感し

そうして
こちらの理解の世界を
広げていく

大人になったときの
私の一番の喜びは

初めは蚊帳の外だった
大人の話に
いつの間にか
自分も加われるようになったことかしらね


3.「抱え込み癖を受け止める」


物に関しても
思考に関しても
抱え込み癖がある私

いけないと今までは思っていたけれど
それを止めたい

否定して直そうとするよりも
いったん受け止めて
抱え込んでも対処出来る方法を探したい

そうする方が
道が拓ける気がする


4.「今がめっちゃ幸せだ」


思う存分
好きなことが出来るって
幸せだ

趣味も
そうだけれど

仕事が
楽しくて

時間を忘れるほど
没頭してしまう

自分のやりたいことに
全力投球出来る

今が
めっちゃ
幸せだ

その証拠に
仕事疲れが

凄く
気持ちが良い


5.「お腹が空く」


いくら食べても
お腹が空くんだ

お腹に
穴でも空いているのかな?

そもそも
空いているのは
本当にお腹なのかな?

何かが
満たされていないから

お腹が空いたように
感じるのかもね


6.「ちょっと隙があるくらいが丁度良い」


だらだら
生きるのは嫌いだ

メリハリを付けて
きちんと生きたい

でも
どこまでも
規則正しく
自分を統制するなんて
出来ないよ

良いんじゃないかな

均整の取れた
器よりも

ちょっと
不格好な器の方が
愛着が持てるように 

ちょっと
隙があるくらいが
丁度良いよ


7.「独り暮らしのやる気に火を付ける」


独り暮らしの
やる気に火をつけるために

リユースのお店へ
レッツゴー!

噂は
本当だった

安くて
良いものが
揃っている

必要な家電家具が
通常の10万円よりも
安くて済む

あぁ
独り暮らしについて

あれこれ工夫して
考えるだけで
ワクワクする

よし!
モチベーション上がった

やると決めたら
とことんやるぞ!


8.「大自然のロック」


滝のように
激しい

雨の中
走り去る

ゴーッと
唸るような

そして
天空から
地上へと

轟く

これは
大自然の
ロックだね

ロックの割には
誰も熱狂しないね

むしろ
怖い方が勝って

早く
演奏が終わって欲しいと
みんな思っている

それでも
構わず
演奏する

あなた方
ロックバンドは
ジャイアンですか?

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