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【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第24回〉withターザン山本![人生相談](3)「何かいい仕事はありますか?」

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絶賛公開中! 青木真也×ターザン山本! 初対談!
マット界の問題点を語り尽くす衝撃の鬼っ子(?)対談!



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 対談記事を読む前に、下記の連載を是非とも読破してもらえれば、より一層、両者の対談が楽しめるはず!
《【連載】青木真也は本当に空気を読んでいないのか?の記事一覧》←ハッシュタグ #青木真也  をクリック!(⬆︎『空気を読んではいけない』担当編集者・幻冬舎の箕輪厚介氏他が激白!)


《【連載】平成版『喫茶店トーク!』の記事一覧》←ハッシュタグ #喫茶店トーク  をクリック!(⬆︎Uとは? 長州とは? 元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏が古き良き時代を熱弁!)


【連載】平成版『喫茶店トーク!』〈第24回〉withターザン山本![人生相談](3)「何かいい仕事はありますか?」

 今回の平成版『喫茶店トーク!』は、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本! 氏を迎え、当サイト初の「人生相談」を開幕! 注目の第3回の相談内容は、プロレス業界に関するもの。
果たして、古き良き時代の風景がここに!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

(⬆︎「人生相談」を開始したターザン山本! 氏と『週プロ』編集長最後の号となった20年前の743号/96年7月23日号の表紙。ターザンカフェも絶好調!)

〈前回までの内容はこちら⬇︎〉

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▪︎いい加減でズボラな世界

――えー、一つ目が『カネ』に関する相談、二つ目は「仕事」と「結婚」に関する相談でしたけど、三つ目は、一応、「仕事」に関するものと言っていいのか。

山本 うん。


【相談】「仕事を辞めようと思っています。何かいい仕事はありますか?」(35歳・男性/プロレス業界人)

 

――ということなんですけどね?

山本 なんだよ、その相談は! くだらねえなあ。

――というか、この業界に関わっていた人って、なんだかんだ言いながら、また帰ってくるじゃないですか(笑)。カネにならないのがわかっているのに(苦笑)。

山本 (ポツリと)楽だからよ。

――楽だから?

山本 怠け者に、こんな楽な世界はないよ。

――怠け者の集まり!?

山本 だってさあ、別に厳しいノルマがあるわけじゃないし、厳しい目標があるわけじゃないし。外資系みたいにね。

――確かにそういう厳しさとは違いますよね。

山本 一般企業みたいに、能力が問われるわけじゃないし。

――いやいや、問われるでしょうそこは(笑)。

山本 いやあ、この業界特有のツボがわかってしまえば、あとは流れですよ、そこは。

――ツボと流れですか。

山本 うん。そしたらただ、ダラダラダラダラとさ。興業だから物を生産しているわけじゃないから、こんなにいい加減でズボラな世界はないよ。だから、この世界にいればいるほど、社会生活者としての基本がなくなるよ。

――なくなりますか。

山本 なくなる。だってさあ、一歩社会に出たら、ぜーんぶオール全てが厳しいわけだから。

(↑上がターザン山本! 氏の、下がそれに返信した聞き手のTwitterより)


――なるほど。

山本 そしたら、こっちの世界に一度でも関わってしまった人間には耐えられないよ。 

――耐えられませんか。

山本 上下関係、上役、ノルマ、営業成績……、ぜーんぶオール全て問われるわけじゃない。こっちの世界には、そんなもの一個もないじゃない!

――そんな楽な世界なんですか?

山本 楽ですよぉぉぉぉ!!

――そんなお気楽な世界なのかなあ? だったら過去のプロレス団体、格闘技団体はどうやって成立していたんですか? 

山本 え?

――テレビ局におんぶにだっこだったの?

山本 なに?

――どうやって収益を回していたのかなと。

山本 いやあ、興業っていうのはどんぶり勘定なわけよ、そもそも。


以下、その内容の一部を紹介
▪︎あの団体における成功の手法
▪︎「歴史」の時代は終わった!?
▪︎極地現象



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