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『少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』は何を描いているのか?

こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。

当たり屋鑑賞シリーズ。

『少女☆歌劇レヴュースタァライト』を初体験

『少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド』を観てきました。

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少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド
制作年:2019年 / 制作国:日本
監督:古川知宏

ミュージカルとのメディアミックス作品『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の2018年放送のTVアニメシリーズを再編集した総集編映画。

全12話のエピソードを100分ほどの長さに編集し、約10分の新規パートを追加した、いかにもな総集編映画のテンプレみたいな前提の作品です。

そしてそんなTVアニメシリーズを全く観ないNO予習状態で、今回『少女☆歌劇レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」を観てきました。
いわゆる当たり屋鑑賞です。

驚愕の連続!なんぞこれ!?

観てきた感想をざっくり一言でいうと

怖い。

観ていて恐怖を感じる映画でした。

バミりが世界の中心みたいな演出が出てくるわ、映画の最後にはやたら不穏な演出が用意されるわ、なかなか難解な内容で困惑......を超えて怖くなってくるような映画でした。

そもそも“演劇”ってそもそもそういうものなのか?と思ったのは、本作があまりにも観客が不在なところ。個人的には演劇って観客があってこそのものだと思っていたのですが、ひらすら演者の心情ばかりがピックアップされていて、なんか不穏さばかりが目立ちました。

演者が役にばかり固執していると、『ブラックスワン』とか元ネタとされる『パーフェクトブルー』みたいな暗い結末が待っている気がして、基本良いことじゃないと思ってるのですよね......。

結果的にこの本編だけだと完結している訳ではないみたいなので、しっかり完結を迎えてからその辺りを考えていくべきなのかな、なんてことを思いながらモヤモヤしてしまいました。

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※以下、一部映画のネタバレが含まれます。予めご注意ください。
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腑に落ちたのは“この”視点で観てから

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