2020年ベスト級!?NETFLIXイチ押しアニメ『ウィロビー家の子どもたち』
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
最近NETFLIXでど傑作アニメ映画を観た話。
傑作!『ウィロビー家の子どもたち』
久しぶりに『これ大好きだー!』というアニメ映画に出会えましたよ。
その名も『ウィロビー家の子どもたち』。
ウィロビー家の子どもたち
制作年:2020年 / 制作国:カナダ
監督:クリス・パーン
NETFLIXより今年配信をスタートした長編アニメーション映画。
『The Willoughbys』という児童小説からのアニメ化作品だそう。
子どもに対して無関心な親。そこに生まれた四人の子供達が、親を離れて孤児を目指すというお話です。
あらすじだけ聞くとハードな内容を想像するかもしれませんが、独特のノリとテンション、そしてちょっとブラックなギャグで暗すぎないバランスで描いた作品となっています。
この映画のココが面白い!
『ウィロビー家の子どもたち』が面白いところはいくつかありましてこんな感じ。
1. アニメーションのルックが独特
2. キャラクターデザインがかわいい
3. 軽いノリと深刻になりすぎないお話
『ウィロビー家の子どもたち』がまず面白いのは、3DCGアニメーションでありながら、やけにカクついた動きになっているところ。ストップモーションアニメーションのようなルックなのです。
今の3DCGアニメーションって滑らかな動きで、リアルな造形に凝った作品が多い中、全く違ったアプローチで新鮮でした。
そしてキャラクターデザインの可愛さね。
極端にディフォルメされた体型のキャラクターたちと、それぞれ特徴的な造形で、秀逸なデザイン。
色への配慮もされているようで、ウィロビー家の面々がしっかり濃いピンクのイメージカラーで統一されていたり、作品全体の色彩もカラフルで場面によって明暗をつけているのが分かるウェルメイドっぷりでした。
そして家族というやや重めなテーマでありながら、軽いノリと深刻になりすぎないお話のバランス感が絶妙。
ダメな親なら見捨てちゃえばいい、ぐらいの強烈な内容を、うまくディフォルメして、家族のあり方を説教くさくないぐらいのバランスで諭しているところがクールで私好みでした。
一体、この作品はどう作られたのでしょうか......。
『ウィロビー家の子どもたち』の制作背景
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