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映画『ギヴン』で思い知るBL系映画の不思議な世界

こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。

先日観てきた新作映画の話。

絶好調!Blue Lynxレーベルの新作、映画『ギヴン』を観てきた

映画『ギヴン』を観てきましたよ。

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映画ギヴン
制作年:2020年 制作国:日本
監督:山口ひかる

本作はキヅナツキさんによる青春BL漫画を原作に、2019年にTVアニメ化を果たした『ギヴン』の続きに当たる、新作映画版。

苦手なBL物&既存シリーズのNO予習の当たり屋式で挑戦してきたのですが、いやはや意外と楽しめました。

個性的なキャラクターの三角関係と、それとは別にボーカルの真冬君(おそらくTVアニメ版の方の主役)の使い方が絶妙で、音楽映画の側面もあるのが魅力的な一本でした。

難を言えば、ライブシーンで合間、合間に3DCG化するのが結構気になって、結構な映像的ノイズになってたところは改善して欲しかったです。曲も素敵でしっかり見せ場らしい見せ場というシーンになり得たのに、ちょっと冷めちゃいましたね。これだったら全部手描きでやって欲しかったです。

とはいえ、性的嗜好は合わないけどそれなりに楽しめました。

本作は今年『囀る鳥は羽ばたかない』をリリースしたBlue Lynxと言うBLレーベル発の映画の一つ。本作に続いて、来月には『海辺のエトランゼ』も控えていたりと、今年に入ってからの活躍目覚ましいです。

今後の活躍からも目が離せないので、レーベル自体にも要注目です。

で、改めて思わされたのですが、BLって文化がまた日本独特で面白いなぁ、と言う話。

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