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2022年9月4週末目のアニメ映画興行同行レポート&入り続けるのにはワケがある!ONE PIECEやうたプリのリピーター施策とは?

出遅れ続けていますが、意地でも食らいついていく、10月に入ってからのタイミングになってしまいましたが9月4週目のアニメ映画興行ウォッチングをやって参ります。

2022年9月24日〜9月25日の週末動員数ランキング

1位 ONE PIECE FILM RED
2位 沈黙のパレード
3位 映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!★
4位 ヘルドッグス
5位 トップガン マーヴェリック
6位 HiGH&LOW THE WORST X
7位 ブレット・トレイン
8位 劇場版うたの☆プリンスさまっ♪   
   マジLOVEスターリッシュツアーズ
9位 アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター
10位 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

http://www.kogyotsushin.com/archives/weekend/202209/25000000.php

今週も変わらず『ONE PIECE FILM RED』が1位をキープ。
興行収入は157億突破で歴代興収11位へ到達。
目指すは173億の『ハリーポッターと秘密の部屋』の記録です。

3位に『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ!』が初登場ランクイン。

新型コロナウイルスの影響で、なかなか苦戦が続いていたプリキュア映画ですが、今年はしっかりヒットスタート。3億6千万円という高水準の数字で、“お客さんが戻ってきた”感じのある数字となりました。
これは他の未就学児向け映画にとっても朗報ではないでしょうか。

『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ』は8位へとランクダウンです。
本作は来場者特典・サプライズ・アンコールなど、週替わり要素が多いので、何度も映画館へ足を運びたくなる仕掛けがたくさん用意されております。

『PUIPUIモルカー』『ブルーロック』といったTVアニメ先行企画組は圏外スタートです。

以上、そんな感ジ。

先週のランキングは以下の通り。

今週末......というか先日からは『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章』『四畳半タイムマシンブルース』が上映スタート。『四畳半〜』はDisney+でも先行配信中です。

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今週ランキング上位にランクインしている『ONE PIECE FILM RED』『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ』が具体的に実施しているリピーター施策が、一味違ったものとなっているお話です。


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9月!『ONE PIECE』や『うたプリ』が絶好調!

夏休みシーズンがひと段落した9月。
何を差し置いても、映画館を賑わせているのは、ご存知『ONE PIECE FILM RED』です。夏休みアニメ映画たちが圏外へと出ていく中、唯一8月からずっと週末動員数ランキングの頂点に君臨し、現在もその成績を伸ばしています。

そしてもう一本、1位こそ『ONE PIECE』が居座り続けていますが、下位で粘り強くランクインし続けているのが、『劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ』です。いわゆる男性アイドルもののアニメーション作品です。

両作とも、奇遇にもライブパフォーマンス要素のある作品となっており、ただ観に行くだけでなく“参加する”タイプの応援上映を盛んに行なっているのと、来場者特典を充実させるなど、リピーター施策が充実しているという共通点があります。

“今”、ヒットしている作品がどんなリピーター施策で成功を収めているのか、ピックアップしてみました。


■『ONE PIECE FILM RED』の場合

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