『鬼滅の刃』のヒットの秘密はフィルスコにあったのかもしれない
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
『鬼滅の刃』の話。
TVアニメ『鬼滅の刃』を見て思ったここが好き!
もう何周遅れなんだよって感じですが
『鬼滅の刃』、すっごく面白いよね。
原作漫画こそ読んでいたのですが、今年に入って、やっとTVアニメシリーズにも手を出しまして、その面白いさを思い知っています。
何がいいって、不気味なところがいいですね。個人的には、原作以上にホラー演出が増し増しになっている感じが好き。音楽がすごく良い味出しているのですよ。
侍物ぐらいの感覚に思っていた『鬼滅の刃』が、実はホラー物に足を踏み入れていることにTVアニメを観て初めて気づかされました。
そんな、音楽についても制作の上で工夫をしていたようです。
それがフィルスコという手法。
リアルタイムで音楽を製作していくフィルスコとは?
インタビューなどをあさっていって知ったのですが、TVアニメ『鬼滅の刃』はフィルスコという手法を使って、製作をしているそうです。
フィルスコとはフィルムスコアリングの略で、映像を観ながら音楽を作っていくという手法です。
それだけ聞くと、普通そうじゃないと?という人が多いのかもしれませんが、TVアニメは特殊。本来映画などでは映像に合わせて音楽を作るのが一般的なのですが、エピソードごとにBGMを使い回すTVアニメなどでは、映像ができる前に「こういう音楽を作ってください」とメニューシートを渡して作ってもらうことが一般的です。
ただ、最近はそういった形で音楽を作らず、映画を制作するようにフィルスコでアニメに使われる音楽を制作しているTVアニメも増えてきているとか。
実は『鬼滅の刃』もそんな作品の一つだったのですね。
よくよく考えてみれば......もともと『鬼滅の刃』って映画意識が高かった作品だったことを思い出しました。
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当初から映画意識が高かった『鬼滅の刃』
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