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油断大敵の大傑作!『漁港の肉子ちゃん』が思いの外良かったという感想

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公開日早々、いろいろ物議を醸し出しそうなTwitterのトレンドPRが展開されているようですが、私は応援していますよ。

『漁港の肉子ちゃん』のざっくりとした感想

実はオンライン試写でちょっとだけ早めに観ておりました。

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漁港の肉子ちゃん
製作年:2021年 / 製作国:日本
STUDIO4℃製作
監督:渡辺歩

明石家さんまさんプロデュース、『ドラえもんのび太の恐竜2006』『海獣の子供』の渡辺歩監督、そしてSTUDIO4℃製作という布陣で、西加奈子さん原作の物語をアニメーション映画化した作品です。

本作を見た感想をざっくり一言で言うと......

ど傑作!

舐めてかかったら、思いっきり渡辺歩監督色を感じる感動作。
美術の綺麗さ、話の素朴さ、肉子ちゃん肉塊モードのアニメーション的な気持ちよさなどなど......よくぞこの異様なバランスの映画を大規模公開したよ!余計なCMで足を引っ張られてるようならかわいそうです。

映画を観てから、この渡辺歩監督のコメントを読むと、さんまさんの動きがうまいこと働いているんじゃないかと思う次第。ホント、ちょっと珍しいバランス感の映画なので、PRでネガティブな印象を持ってる人も“実は”枠として念頭に入れておいてくれたら嬉しいです。

以下からもうちょっとネタバレに踏み込んだ話を書いていきます。

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