『映画きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー』レビュー!あのゲスト声優の頑張りがすごいぞ!
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
あんまり見かけないアニメ映画の感想を。
『映画きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー』のレビュー
『映画きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー』を観てきましたよ。本当は4月公開だったのですが、新型コロナの影響で9月に移動してきました。
トーマス映画といえば実は、未就学児向け映画でも支持のある一ブランド。
できればキッズと一緒に鑑賞したかったのですが、平日の昼過ぎという時間の上映を観たせいか、久しぶりの貸し切り観賞となりました。
オンリーミーの大画面で体験するトーマス、プライスレス。
観てきた感想をざっくり一言でいうと
凡作。
まぁ、特筆するほど勧められる感じではないトーマス。
感想をもうちょっと詳しく書いていきます。
トーマスの醍醐味である事故&麒麟・川島さんの歌唱力!
例によっていつもの“じこはおこるさ”の劇場版という感じで、事故の連発から物語はスタート。
あまりにも事故が頻発して、トーマス達がすごい忙しくなっちゃうんだけど、みんなで頑張りましょうというお話でした。
港が大惨事になる話なんですけど、ありえないぐらいの荷物だらけになっていて笑えます。人間はなにしてるんだよってぐらい、機械たち頼み。トーマスたちもたまには怒っていい。
そしてそこから物語は急にイタリアが舞台に。
トーマスって意外と国際派でいろんな国で仕事しているけど、やっぱ機関車たちの中ではできる方なのかな。
とはいえ、海外に来てもやることは一緒。
観光しながら、うっかりトーマスが事故をしちゃう話。
トーマスたちがアンポンタンな行動を取るのは、車掌さんとの連携がとれてないからなのが、話を観ていてよく分かるんですが。だがその雑な仕事ぶりこそがトーマスの味わい。
日本だったら、”少年車掌が登場してトーマスと絆を深めるバディ物冒険譚”にローカライズされていたと思うと、そんな月並みな作品ではなく、ぜひトーマスにはこのまま事故を起こし続けて貰いたい。
このイタリアパート。注目して欲しいのがゲスト声優の麒麟の川島さん。
ロレンツォというキザなミュージカル風のキャラクターを演じているのですが、この歌唱パートがめっちゃ上手い!
もはやクライマックス担当なんじゃないかというぐらい。出番は本当に最後の方で少なめなのに、作品の印象を全部持っていきましたよ。
川島さんって声の良さが、よく話題になりますが、歌までいけるんだ!と今回一番感動をしました。
トーマスに興味がない人には全然勧めるほど、大人の鑑賞に耐えうる内容ではないと思うのですが、麒麟ファンは川島さんの見事な歌声のためにも観ておいた方がいいかもしれないですね。
田村さんは役柄共にかわいそうな扱いなのも絶妙だよな。
以下、『映画きかんしゃトーマス チャオ!とんでうたってディスカバリー』という作品が実は本国では映画ではないとか、もうちょっとコアな話。
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きかんしゃトーマスは実は映画じゃなかった?
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