【最新映画情報】水江未来監督特集で楽しみになる『水江西遊記(仮)』とは?
今年のマスタークラスではアニメーション作家、水江未来監督の特集プログラムが登場。水江監督の短編の多くもオンライン会場で楽しめます。
水江未来監督といえば、今回のプログラムには含まれていませんが、直近でも『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』に参加されていたりと、いろんなお仕事をしていることが分かったのですが、実はそれだけでなく直近でも「こんなお仕事もされてたの!?」となる見逃していた作品も多くビックリでした。
例えば今回現地上映のみとなっており、オンライン配信はされていない、CHAIの「愛そうぜ!」はYouTubeの公式であがっています。
アニメ『ダイナ荘びより』の主題歌となっており、キャラクターたちも登場。こっちのIP物にも携わっていたのかー!と驚き。
さらに驚いたのは、8月に発表されたばかりのTempalayの「あびばのんのん」のMV。
抽象的な色合いを残しつつ、しっかりストーリーにもなっていて、しかもジワリと沁みる作品になっていて、このMV、とても良かったです。ポップホラー案件でもある一本です。
『あびばのんのん』を観ると、水江未来監督が現在制作中であることを発表している初の長編作品『水江西遊記(仮)』もすごい楽しみになりました。
今回の特集まで水江監督によるストーリー性のある長編が想像できなかったのですが、『あびばのんのん』のような抽象アニメーションを混ぜながらもストーリーテリングしていけてるのを観ると、『水江西遊記(仮)』もそれのロングバージョンが見られるのではないか、と期待の具合が増しますね。
ちなみに今回の映画祭のプログラムでは2分11秒のパイロット版も披露されています。この映像がまたすごい!「なんぞこれ」具合が強い映像となっており、非常に楽しみです。
水江未来監督って方が居るよ
ってことと
『水江西遊記(仮)』って作品が控えてるよ
ってことをこの記事では覚えておいていただいて、そして、あわよくば今回の新千歳空港国際アニメーション映画祭の水江監督のプログラムを体験してみることをオススメいたします。2021年11月19日(金)まで2,500円で100作以上の短編や企画が観られます。
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