『Away』のギンツ・ジルバロディアスがインスパイアを受けた作品一覧

こんにちは。
ネジムラ89です。

いきなりですが、お知らせ。

2021年3月13日（土）大阪・ワイルドバンチさんで映画について語り合うイベント「カタオモイ」特別編としてアニメ映画『Away』を題材にした回を開催します。

こちらにゲストとして私も参加。
急なお知らせになってしまいましたが、ご都合がある方はぜひ。

詳細はこちら→ http://cinepre.biz/archives/26185

よろしくお願いします。

そんな『Away』について、監督のギンツ・ジルバロディアス監督が、自身のTwitterにて、インスパイアを受けた作品を紹介しています。

Here're some of the things that inspired Away.

— Gints Zilbalodis (@gintszilbalodis) February 13, 2018

今回はそんなインスパイアを受けたとされる作品を一覧で紹介します。
映画の予習にどうぞ。

キートンの大列車追跡

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原題は『The General』。
世界の三代喜劇王の一人、バスター・キートンによる機関士・ジョニーのアクションコメディ。1927年のサイレント映画でありながら、こんなスリリングな映画があるとは、驚きました。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

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アルフォンソ・キュアロン監督の作品には全ての作品に影響を受けているようですが、中でも本作のカメラワークを特に評価しているようです。

モーターサイクルダイアリーズ

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2004年に公開。チェ・ゲバラが、青年時代に親友と2人でオートバイで挑戦した南米大陸横断の旅の物語。『Away』のバイクシーンの影響は本作から。

自転車泥棒

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1948年公開の第二次世界大戦後で貧窮にあえぐイタリアを描いた映画。
驚くほどシンプルなヒューマンストーリーとして高い評価をしているようです。

地獄の逃避行

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仲を裂こうとした父親を殺害した二人の若者が、犯行を重ねていくまさに地獄の逃避行を描いた1973年公開の映画。この映画の自然の描き方を評価しているようです。

イット・フォローズ

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性交渉をきっかけに、なにものかがゆっくりと追ってくるホラー映画。
ショッキングなホラーよりも本作のような、ゆっくりとしたサスペンスが好きなんだそう。映画に出てきた黒い巨人はまさにこの映画に出てくる“あいつ”ですね。

栄光のライダー

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1971年にブルース・ブラウンが製作したオートバイ・レースに命を賭ける男たちを描いたドキュメンタリー映画。オートバイ関連の優れたドキュメンタリー作品として、そして驚きのショットが収録されているということで評価しているようです。

激突！

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1973年に公開されたトレーラーに追われる古き良き『アオラレ』映画。
こちらも素晴らしいスローチェイス映画の一つとしてあげています。

こっからはシリーズアニメ作品。

未来少年コナン

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言わずと知れた宮崎駿監督の手がけたTVアニメシリーズ。ギンツ監督が影響を受けた作品として第一にあげたのが本作。もしかしたら、『Away』も未来を舞台にした映画だったりするのかも。

母をたずねて三千里

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こちらは高畑勲監督の言わずと知れた名作アニメ。こちらもヒューマンストーリーとして高い評価をしているようです。ギンツ監督もジブリイズムの継承者の一人のようです。

Brackenwood

オーストラリアのアダム・フィリップスによって手がけられた鬼を主人公にしたシリーズアニメ。異様な世界観は『Away』に通じる部分もあるかもしれないですね。5作品が存在します。

続いてゲーム。

人喰いの大鷲トリコ

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『Away』にコメントを寄せているゲームデザイナー上田文人さんの手がけた、アクションアドベンチャーゲーム。世界観は『Away』に近いところがあります。

ワンダと巨像

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こちらも同じく上田文人さんが手がけた往年の名作アクションゲーム。2005年に発売された作品ですが、近年は新フォーマットにて、より綺麗な映像で遊べるようになっています。『Away』を観て、むしろ上田文人さん作品っぽさを先行して感じる人も多かったのでは？

風ノ旅ビト

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未知の世界で目覚めた主人公が、広大な砂漠の中を歩くアドベンチャーゲーム。ルックはかなり『Away』に近いものがあります。

そして、実際の土地。
ギンツ監督が実際に訪れた地域も、これらの作品と一緒に名前が上がっています。

アイスランド

My trip to Iceland. pic.twitter.com/qTjHfETf87

— Gints Zilbalodis (@gintszilbalodis) February 13, 2018

ランサローテ島

My trip to Lanzarote. pic.twitter.com/QB1M63UaGY

— Gints Zilbalodis (@gintszilbalodis) February 13, 2018

そして最後にギンツ監督のペットが、これらの作品と一緒にあげられています。

My pets. pic.twitter.com/sA13ZIN3fR

— Gints Zilbalodis (@gintszilbalodis) February 13, 2018

短編『Aqua』や『Priorities』など、猫や犬の描かれ方が印象的だったのも、彼らのおかげかもしれません。

以上が、ギンツ監督がTwitterにあげているインスパイアを受けた作品一覧でした。映画の予習・復習にどうぞ。

以前、新地千歳空港国際アニメーション映画祭でのギンツ監督のトークショーのレポートも以前書いているのでこちらも併せてチェックしてみてくださいませ。

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