ディズニーの怒涛の新作発表!!INVESTOR DAY2020のアニメ映画関連発表まとめ
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
現地時間の2020年12月10日、DISNEY INVESTOR DAYというディズニーの大型発表会がありまして、新たな情報が怒涛の勢いで解禁されました。日本は11日の朝ということで目覚めたら、鬼のような新情報に溢れていて、別次元に飛ばされたような気持ちですよ。
今回はそんな今回発表されたアニメーション映画に関する情報を一挙に紹介していきます。詳しい話とかは個別に記事にしていったりしなかったり。
まずはウォルト・ディズニー・アニメーションサイドから。
『ラーヤと龍の王国』新キャラ解禁
公開が迫ってきており、日本でも2021年3月12日に公開が発表されている『ラーヤと竜の王国』。アメリカでは3月5日に劇場公開されることになっていましたが、Disney+でもディズニープレミア枠で同日配信されることに。
映画に登場する新キャラクターも解禁。アジア系らしき登場人物やディズニーらしい猿のような生き物も。
そして、遂に肝心の龍であるSisuの場面カットも明らかに。
これまでに明らかになっていた、デザイン画に比べるとおとなしい色合いになっている気がしますが、どんな動きを見せてくれるのか注目です。
過去に発表されていたビジュアルはこちらで紹介中。↓
2021年秋の新作映画『ENCANTO』
そして2021年の秋に公開の新作映画『ENNCANTO』の特報映像も解禁。
バイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュの『ズートピア』タッグによる新作です。リッチ・ムーアはいないのかな。
アフリカのKUGALIスタジオとの提携作『Iwájú』
パン・アフリカのエンターテイメント企業KUGALIとの提携を発表すると共に、新たなSF作品『Iwájú』の制作と、イメージビジュアルを発表。
こちらは劇場公開ではなくDisney+にて配信される模様。2022年公開なのでまだちょっと先。
『ベイマックス』『ズートピア』『プリンセスと魔法のキス』『モアナと伝説の海』の新作アニメの制作が決定!
そしてDisney+で、ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオの新たなアニメの制作が一挙に4本発表。
Baymax!(ベイマックス新作):2022年
Zootopia+(ズートピア新作):2022年
Tiana(プリンセスと魔法のキス新作):2022年
Moana(モアナと伝説の海新作):2023年
これらは映画ではないようですが、いずれも秀作タイトルの新作ということで注目。個人的にも大好きなタイトルが並んでいるので嬉しいです。
中でもディズニーの手描きアニメ最後の時代の作品『プリンセスと魔法のキス』の新作がどういったものになるのかは気になるところ。スプラッシュマウンテンがリニューアルする話の営業促進も兼ねてるのかな。
そしてこっからはPIXARサイド。
『ソウルフルワールド』と『burrow』がクリスマス配信
軽いジャブとして、クリスマスに『ソウルフルワールド』と新作短編『Burrow』が配信されますよーという宣伝がありました。
短編シリーズ「SPARKSHORTS」の新作である『Burrow』はまだnoteでは紹介しておりませんでしたが、ちょっと前に明らかになっていた作品。PIXARらしからぬイラストタッチの短編ということで驚きの作品でもあります。
2021年新作『Luca』の映像がお披露目
イメージイラストとタイトルロゴなどしか明らかになっていなかった『Luca』の映像がついに解禁。
柔らかいルックスのキャラクターとやけにリアルな背景が『アーロと少年』を思い出させる映像。果たしてその仕上がりはいかに。
ただの少年達の青春物語かと思いきや、やはりどうやら、彼らにも秘密が隠されているようです。
レッサーパンダに変身する少女の物語『TURNING RED』が2022年公開
さらに短編『Bao』のドミー・シー監督による新作映画『TURNING RED』が発表。
興奮すると、巨大なレッサーパンダに変身してしまうという少女の物語なのだそう。2022年3月11日に劇場公開予定となっています。
女の子とタヌキ(レッサーパンダだけど)の組み合わせに、ポコニャン感あるなぁと思っていたのですが、実はトトロに近いんじゃないかと、本作については個別に記事書きました。 ↓
クリス・エヴァンスがバズに!『LIGHT YEAR』が2022年公開
そして衝撃の発表がこちら。
『トイ・ストーリー』シリーズでおなじみのバズ・ライトイヤーが、おもちゃでなく元ネタ(厳密には逆なんだけど紛らわしい)としての設定で、長編新作が登場。
ファーストルックとして、今作でのバズのビジュアルもちょっとだけ解禁されています。
しかも今回のバズの声優には、キャプテン・アメリカでおなじみのクリス・エヴァンスさんが起用されることも発表。果たしてどんな仕上がりになるのか注目です。
劇場公開は2022年6月17日を予定しています。
PIXARも負けじと新作シリーズがDisney+に登場!
ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオに負けじとPIXARからも過去の名作映画を含む新作アニメがDisney+で配信されることが発表。
Dug Days(『カールじいさんの空飛ぶ家』スピンオフ):2021年秋
Cars新作(『カーズ』スピンオフ):2022年秋
Win or Lose (完全新作):2023年秋
まずは来年『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場したダグにスポットを当てた新作アニメが登場。
そして翌年に、『カーズ』のマックィーンとメーター、そして新キャラによる新たなシリーズの制作が発表。『カーズ3』で結構綺麗に完結しているのでそちらとの兼ね合いにも注目。
そして最後にオリジナル新作シリーズとして発表されたのが『Win or Lose』。中学生のソフトボールチームの試合を、毎エピソード異なるキャラクターの視点で描く作品になるとのこと。2023年秋公開ということで、こちらはまだまだ先の話ですね。
それ以外のアニメ部門の話。
アイス・エイジの新作『The Ice Age Adventures of Buck Wild』が発表!
ブルースカイスタジオの『アイス・エイジ』シリーズの新作、『The Ice Age Adventures of Buck Wild』がDisney+に登場することが発表!
イタチのバック役であるサイモン・ペッグも続投するということで、嬉しい話。2022年のはじめに配信予定とのことです。
『グレッグのダメ日記』が3DCGアニメに!
人気児童書『グレッグのダメ日記』こと『Diary of a Wimpy Kid』が3DCGアニメーションとしてDisney+で配信されることも発表。
日本じゃそこまでメジャーなタイトルじゃないとはいえビジュアルぐらいは観たことのある人が多いのでは?
『スター・ウォーズ』シリーズの新作アニメも続々
スター・ウォーズシリーズの企画も続々と発表されたのですが、その中にもいくつかアニメーション企画が登場。
中でも注目は『Star Wars Visions』。
本作では日本のアニメーションクリエイターによる10本の短編が制作されるとのこと。ジャパニメーションな企画でございます。
R2D2とC3POをメインにした『A Droid Story』なる企画も発表。
アニメーション映画もたくさんあるし、実は全然観ていないスター・ウォーズについてもしっかり鑑賞していこうかな......と思う次第です。
実写化シリーズに『ライオンキング』『リトルマーメイド』『チップとデール』『ピノキオ』『ピーターパン」など
アニメ関連ではないですが、関連作品という意味では、すっかりおなじみとなった制作中の実写化シリーズも一挙披露。
噂にはなっていたこのあたりのラインナップをマジで作ってるよ、と明らかにしました。
The Lion king(ライオンキング前日譚)
The Little Mermaid(リトルマーメイド)
Chip N’ Dale: Rescue Rangers(チップとデールの大作戦)
Pinocchio(ピノキオ)
Peter Pan and Wendy(ピーターパン)
Disenchanted(『魔法にかけられて』続編)
Cruella(101匹ワンちゃんスピンオフ)
実写化と言っても『ライオンキング』はある意味、ほぼアニメーションだったので、アニメ案件なんですけどね。前日譚をマジでやるらしいです。
その他、噂されていた『ピノキオ』や『ピーターパン』の実写化作品が、劇場公開でなくDisney+配信作となったのは少し残念な話です。早めに発表したのは『ムーラン』の前科があるから偉いよ。
あとは『チップとデールの大作戦』が正式アナウンスされたことは、馴染みのあったファンには嬉しい話かも。一体どんなビジュアルになるのか楽しみです。
以前、この企画の話をブログに書いた気が......と思ったら、2014年の話でした。よく生きてたなこの企画。
『ナイトミュージアム』やMCU作品など逆にアニメになる作品が諸々
アニメ→実写もあれば実写→アニメとなる作品も。
まずは『ナイトミュージアム』がまさかのアニメシリーズとなることが発表。Disney+で配信されます。地味に楽しみなのですよ。
マーベルヒーローのアニメシリーズも解禁。以前よりタイトルが発表されていた『What if ...?』のトレーラーがついに公開されました。
おなじみの面々がアニメーションとなって登場。2021年の夏にDisney+で配信予定です。
というわけで、駆け抜けるように一気に紹介してきましたが、
2021年以降はしっかりDisney+も追えよな!
というメッセージが伝わるラインナップの発表でした。
勘弁してくれよな。
ただでさえ弾不足感のあるDisney+なので、しっかり2021年は充実した内容にしていって欲しいところです。
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