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RAWファイルの管理について

デジタルカメラを扱っていると、ぶち当たるRAWファイルの管理問題。
自分もいろいろ試行錯誤しながら、整理を進めていますが、まだまだ改善したいことも多く、いろいろ悩んでいます。

昨年、みんな大好きstduio9さんの関連記事を参考にさせてもらい、NASの環境を整備しました。今回の記事では、その環境と運用方法、あとは改善したい課題などについて、書いてみたいと思います。

1.現在の環境

ザクっと、構成図をGoogleスプレッドシートで書いてみました。

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それぞれの用途などを簡単に説明します。
(課題については後述)

〇NAS(Synology)

メインとなるバックアップストレージ。過去分のRawファイル、Lrで現像したJpgファイルや、その他の雑多なワークファイルまで、いろいろ保存しています。

〇MacBookPro

Lightroom現像用。メインとなるストレージは外付けSSD。具体的な運用は後述。

〇Windows

その他雑多な作業用PC。SNS投稿などはこちらからやることが多いです。

〇iPhone

NASに保存した現像後のjpgファイルを参照します。

〇AmazonPhotos

サブバックアップストレージ。NASから自動でバックアップ、したいのですが、少々問題があり、あまり運用できていません。

2.運用

キモとなるのは、MacBookとNASです。
まず、MacBookには以下の2つカタログを用意しています。

・リアルタイム現像用:カタログ1
 →RAWは外付けSSDに保存・参照(ポンチ絵の(A))
・過去ファイル参照用:カタログ2
 →RAWはNASに保存・参照(ポンチ絵の(B))

主な運用の流れ

(1)撮影直後のデータは、カタログ1へ保存(外付けSSD)し現像します。現像後のjpgはNASに書き出します。

(2)外付けSSDがいっぱいになったら、カタログ1をカタログ2へ統合、RawファイルをNASへ移動します。

(3)その後、新しい外付けストレージを用意してカタログ1’を新しく作って、(1)に戻ります。

現像後は・・

WindowsPCやiPhoneで、NASにつなげてjpgを参照することができます。これが非常に便利です。出先でも、過去分含めたほぼすべての写真を、参照することができます。

過去のデータ

カタログ2を参照します。前述のとおりの運用をしているので、ほぼすべての過去RAWファイルを参照することができます。ちなみに、RAWファイルはNAS経由で参照しています。

その他

旅行のときは、MacBookと外付けSSDを持ち出して、旅先でデータ取り込み、現像までやって(元気があれば)、帰ってきてからNASにjpg書き出しします。

3.課題

いくつか課題があります。

課題1:外付けSSDの運用

NAS導入前からの運用を引き継いでいるんですが、さすがに都度SSD(以前はHDD)を買い足すのはどうかなと思っています。もう少しうまい運用を考えたいところです。

課題2:MacBookが古くなってきた

確か2015年製。まぁ、動かないことは無いですが、毎年新製品が発表されるMac、目移りせずにはいられません。が、そこはAppleブランド、いい値段ですよね・・・なかなか踏ん切りできないまま数年。

課題3:AmazonPhotosで保存できるファイルが・・

ここが一番やっかいな話です。

AmazonPhotoは、「画像ファイルを無制限で保存できる」ということを謳っています。Rawファイルも含めて。

最近のCANONのRAWファイル形式で「CR3」というのがあるんですが、これを画像ファイルとして認識してくれません。少し前の機種だと「CR2」という形式でしたが、これは画像として認識してくれます。画像ファイルを認識してくれないということは、「画像ファイルを無制限で保存できる」対象外となります。AmazonPrime会員のデフォルトで画像以外のファイル容量が大体10GB。まぁ、一瞬で使い切りますよね。

今メインで使用している、EOS Rがまさに「CR3」なので、AmazonPhotoが使えません。対応される見込みもなく、どうしたものかという感じです。

課題4:NASの容量

2020年4月現在、5TB/10TBと大体半分くらい使用済。今のペースだと、大体2年弱くらいでいっぱいになりそうです。先々見越して増設とかは早めに考えておきたいところです。

その他

セレクトから外した、ほぼ見ることもないだろうRAWファイル、皆さんどうされていますか?自分は、何も考えず全て保存しているんですが、さすがに無駄かなぁ・・と。この辺の運用ももう少し考えたいところです。


わーっと書いてみましたが、皆さんどんな運用していますか?


おわり

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