【一人読み】本当は…
性別不問 人称変更可 語尾変更可
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼今日もまた「大丈夫」って話す。
その本当の意味は。
限界を迎えた自分への言い聞かせ。
大丈夫。
まだ大丈夫。って言い聞かせて自分を誤魔化していく。
過去の自分。
現実の自分。
未来の自分。
答えの出ない日々が流れていく。
他人のせいにしても。
何かのせいにしても。
何も変わらないし、何もスッキリしない。
知り合いと比べても。
友人と比べても。
何も分からないし、ただモヤモヤする。
ため息と涙ばかりで。
怖いんだ。
何もかも無くなってしまいそうで。
もう何もないはずなのに。
もう全てを諦めたはずなのに。
どうしてあの時。
「助けて」って声にできなかったんだろう。
「辛い」「悲しい」って言えたら何か変わっていたのかな。
もう過ぎてしまったはずなのに。
どうして思い出してしまうのかな。
あの時の自分は弱さを見られないように必死に笑っていた。
ただ我武者羅に笑っていた。
迷惑かけるから…。
心配かけるから…。
何よりキャラじゃないから…。
そうして一人で抱え込んでいく。
「辛い」「悲しい」「消えたい」って言葉は。
全て飲み込んで心にため込んで。
気が付いたら心から身体から離れなくなってしまった。
どうしたら離してくれるのかな…。
どうやったら軽くなるのかな…。
自分で手放したはずなのに。
自分で選んだはずなのに。
どうしてこんなにも後悔しているのかな…。
私の未来はどうなってしまうのかな…。
私はどうしてしまうのかな…。
もう限界も分からなくなってしまった私に言葉にする勇気をください。
『もう疲れたよ…』
おわり
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼手に取って頂きありがとうございます。
こちらは学生時代に書いた言葉たちになります。
拙い文字たちですが可愛がってくださると嬉しいです。
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