再読中『わが子がギフティッドかもしれないと思ったら』
「アンダーアチーバー」で「高IQ」の次男について、
なかなか書けないでいました。
あらゆる場面で、「高IQ」という言葉は誤解を呼ぶし
「ギフテッド」も何かと議論を醸すので…
彼のことを、私には手に余ると感じているし
彼も自分自身を持て余しているように感じます。
2年前に、同じようなお子さんを持つ友人にこの本を紹介され、
以来ずっとかりっぱなしでごめんなさい><という感じなのだけど、
再読しています。
この本はギフティッドとは…という概論から一歩進んで、
どのように育てたらいいのか、声の掛け方や、社会に潜む問題、課題、誤解について
詳しく解説してくれています。
次男はいわゆるアンダーアチーバー。
学力不振児ですが、IQ130です。
IQ130以上は全体のおよそ2.2%。
誰しも、IQ130ならさぞ頭がいいのだろうと思うだろうし、私もそう思っていました。
知能検査を受けるまで、そんな数値が出るとも思っていなかったし、
気性の激しい、手のかかる子…という印象しかなく、、、
息子には申し訳ないけども、何かの間違いだとおも思いました。
ですが、この本を読めば読むほど、
「あれ、、、うちの子のことかな?」と思うことばかり。
世の中にある「天才児」的な側面よりも、「そうきたか〜〜〜」
「ヒェ〜〜感情ジェットコースターー」みたいなことが多すぎるのです…
世間の不条理、社会の不公平感に耐えられないので
人から見ればずいぶん「身勝手」な子です。
親である私ですら愛情が枯れ果てる時もあります。
そんな時に、この本を読んで、
そうだ、この子の頭の中は、目まぐるしく活発で
そして非同期発達。と、なんとか最後の力を振り絞って
ギリギリのラインを生きるのです(私が 笑)
ギフテッドかどうかの診断は受けていませんし、
それがあってもなくても、息子を育てる厳しさと、
本人の「烈しさ」は変わりません…
ただこの本は、そうであろうとなかろうと、
自分の子育ての一助になっています。
最近、ギフテッド教育が何かと話題をよんでいますが、
落ちこぼれていくアンダーアチーバーに手を差し伸べてほしいと思いますし、
2Eギフテッドに対する支援ももっと充実しないかな、と思います。
もっと小さなうちから見つけられるよう、
あらゆる場所に、専門家がもっと増えたらいいですね。
では。
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