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【01】 隣人ガチャで大ハズレ!「隣人の様子がおかしい」

この話は私と隣人(ガチャ)との生活を記録した、全てノンフィクションの日記です。
人物・地域特定ができないように氏名・名称などは一切掲載していません。
掲載する場合は全て仮名を使用します。
同じような悩みを抱えている方の参考になればと思います。

■登場人物



息子(幼稚園生)
お隣さん = ガチャ

■2軒並んだ建売住宅

小さい駅から徒歩10分ほどのところに一軒家を購入しました。
少し奥まったところにあり、先の道は行き止まりになっているので住人しか入ってこない静かなところです。

不動産会社からの購入時には、個人情報の問題もあり、同時に販売されていたすぐ隣の情報は分かりませんでした。
売れているかも分からないまま購入して住み始めました。

一般的なファミリータイプの家なので、同年代のお子さんがいる家族が入ってくれたらいいな~と思っていました。

ご近所に引っ越しの挨拶に行きました。
もちろん隣にも行きましたが、インターホンを押しても反応が無いので住んでいるかは不明。
そもそも、売れているかも分かりません。

ご近所の方はみなさんいい方で、幼稚園生の息子が庭で遊んでいるとよく声をかけてもらいました。
何事もなく平穏な新生活が始まりました。

■突然の点灯

隣の家には、人の出入りや引っ越しのトラック、引っ越しの挨拶も無かったので、まだ売れていないと思い生活をしていました。
そんな隣の家に突然電気がつきました。

もしかして、住んでいる?
そう思い、週末に挨拶へ行くことに。
インターホンを押しても反応なし、誰かが住んでいる気配もなく、ただ電気がついているだけの状態でした。
この電気は24時間、お風呂場やトイレまで全部点灯したままです。

たまたま不動産業者の方が来たので、隣は売れたのかと聞きましたが、売れているみたいだが、住んでいるかは不明とのこと。

もしかしたら引っ越しまで期間が空いていて防犯のために電気をつけたままにしているのではないかということ。
これはたまにやることらしく、まだ住んでいない可能性があるとのこと。
それか工事の業者さんが電気を消し忘れたか。

■人影

住み始めて数カ月たった時、隣の玄関に何かが置かれている。
赤いバケツの吸い殻入れ。
業者さんが中で工事しているのかと思いました。

ある日、いつものように会社に行こうとしたら、隣の玄関前でタバコを吸っている人が。
挨拶はしましたが返答なし。
愛想の悪い業者かな?
工事している家の玄関でタバコを吸うなんてマナー悪い業者だな~くらいにしか思いませんでした。

今考えると、これがガチャとの初遭遇でした。

■庭から見えるリビング

それから数カ月がたちました。
突然、隣には誰か住んでいると確信しました。
それを確信したのは、庭から見えたリビング。

庭を掃除している時に少し見えたリビング。
そこには、大きなテレビが。
流石にそれ以上のぞき込むことはできないので、その日は誰か住んでいることだけ確認しました。

もちろんリビングも24時間電気はついたまま。
また別の日の夜に、庭に忘れ物をしてしまったので懐中電灯を持って庭へ行った時、まぶしく光があふれているお隣さんのリビング。

昼間だとガラスの反射で中は全然見えなかったのですが、夜になると中がよく見える。
一瞬だけ中が見え、そこには大きなテレビがあり、そこにはアイドルのライブ映像が流れていました。
別の日もたまにチラッと見えるアイドルのライブ映像。

その後も夜になると画面から出る光が繁華街のネオンのように家の壁を照らしていました。

電気だけでなく、テレビも24時間つけたまま。

■カーテンがない

24時間電気をつけたままでリビングには、カーテンをしていないので夜でも庭は明るい状態。

うちは隣なのでリビング側は見ることができないので、明かりが漏れているのが確認できる程度です。
裏の家からだと中までしっかり見えるのではないかと。
※これは後々関係してきます。

外の人から丸見えになっていても気にしないのか、カーテンをしないまま1年が経過しました。
そもそも奥まったところでリビング側は裏の人の家に面していて、人通りは裏の人だけです。
うちは裏の人の駐車場に面しているので、空間が開けています。
ガチャの家は壁に面していて、日当たりはあまり良いとは言えません。

人通りがほとんどないにしろ、カーテンを全くしないで生活する気にはあまりなれませんが、ガチャはまったく気にしてなさそうでした。

■庭の手入れ

うちもお隣さんの住宅にも小さな庭と駐車場があります。
夏になると雑草が生えるので、雑草抜きをよくしていましたが、ガチャは雑草抜きをしません。

最初のころは雑草がボーボーになっていましたが、何度か見かけたガチャが除草剤を撒いている姿。

うちの庭は建設会社が雑草対策で張ってくれた人工芝があります。
入居時にいらないなら取ってもいいと言われましたが、とりあえずそのまま残してもらいましたが、どうやらガチャは全部取ってもらったよう。

むき出しの土に撒かれて除草剤の不気味な色。
沼みたいになっていきました。

■出入りする業者

買い物で外に出た時に、近所をうろうろしている業者さんがいました。
「〇〇さんというお宅はこのあたりにありますか?」
聞かれた名前に聞き覚えはありませんでした。

奥まったところで、奥にも家があるのでそっちの方かと思いました。
買い物から戻ってくると、その業者の車はガチャの家に止まっていました。

ガチャは名前の表札を出していないので、どうやら業者さんが家を見つけられなかったようでした。
その時初めてガチャの名前を知ることに。

その業者さんは、庭などのまわりを除草していたので、雑草などを処理する業者だったようです。
その後もたまに来る作業着姿の業者さん。

今回はここまで。
次回「未知との遭遇」
ついにガチャと初の接触が。
お楽しみに。

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