見出し画像

【07】 隣人ガチャで大ハズレ!「結論!役所と警察は動く?」

この話は私と隣人(ガチャ)との生活を記録した、全てノンフィクションの日記です。
人物・地域特定ができないように氏名・名称などは一切掲載していません。
掲載する場合は全て仮名を使用します。
同じような悩みを抱えている方の参考になればと思います。

■登場人物



息子(幼稚園生)
お隣さん = ガチャ
お隣さんの親族 = ガチャパパ
裏の家 = Aさん
お向かいの家 = Bさん

■前回のおさらい

謎の張り紙がされたガチャの家の前。
謎行動が加速する。

■異常行動極まる!

監視をしてから2週間がたちました。
カメラに気付いている気配はありません。

2~3日に数回、うちの周りを徘徊をしているガチャ。
夕方に買い物に行った帰りに駅の近くをウロウロしているガチャに遭遇しました。
好奇心で少し観察してみると、駅に向かうわけもなく、ただただゆっくりとトボトボと歩いているだけ。

どうやらうちの周り以外にも徘徊をしている様子。
その横をまた別の徘徊で有名なおばさんが通り過ぎる…

どんだけいるんだこの地域!

そんなある祝日の日。
昼寝をしていたら妻に叩き起こされました。

「ガチャが叫んでる!」

急いで窓から外をのぞくと…

「シネ!シネ!」
「ハンザイシャ!シネ!」

とても元気に大声で怒鳴りながら近所をぐるぐる回っています。

これはチャンス!
話しかけてみよう!

パジャマをまず着替えて…
寒いから上着を…

着替えるの遅くてもういない!

そのあと、寒空の下で30分ほど待っていましたが出てきませんでした…

■さすがにもうこれ以上は…

「シネ!」言ってるのはアウトだろ~と思い、今回は地元の警察署と役所に今回のことを相談。

結果から言うと…

警察も役所も動きません。
ピクリとも動きません。

役所に関しては「それだけですか?」と言うほど。
もっと臓物が飛び散っていた方がよかったですか?

役所と警察にこれまでの動きをまとめました。
近隣トラブルでお困りの方、これから相談しようと思っている方必見!

〇役所

話は聞いてくれます。
保健所などと連携してガチャ本人に会おうとはしますが、積極的な行動は絶対にしません。
本人が居留守を使ったりしたらすぐに帰ります。
最初の行動は早かったものの、その後は全然動かない。

会えたとしても強制力は無いので、本人が入院などを断ったらそこで終わり。

そして、身内じゃないと役所は、より動きません。
動かないというか、動けません。

身内だと社会福祉協議会NPO団体など、頼れる機関はたくさんありますが、身内じゃないとどこも動けず、話も聞いてくれません。

最終的に役所からは「私どもには現状できることはありません」と通知されました。
親族に電話などをつないでくれと言っても「分からない」ということ。
分からないわけないだろうと思いましたが、もう何もしたくないのでしょう。
今後は「行けたら行くよ」くらいに面会しに来るそうです。

最初の連絡から2カ月がたちましたが、未だにガチャ本人には会えていないそうです。

最後に近隣の私たちはどうしたらいいのかと聞きました。

「警察に通報してください」

できることはこれだけだそうです。

では、次にその警察にも相談してみました。

〇警察

話は聞いてくれます。

以上

「え…?それだけ…?」

色々と説明はしましたが、やはり実害が無いと何も動けないとのこと。

「死人が出たら待ってるよ!」

葬儀屋と変わらないスタンス。

唯一アドバイスをくれたのが、

「絶対にガチャと接触をしないこと」
「自分たちだけで解決しようとは思わないで」
優しいじゃないか警察!

〇役所と警察の共通点

何か事件が起きないと動かない。
ただ、共通していたアドバイスが

「すぐに警察を呼んでください」

ちょっとでも怖いと思ったら「迷わずに警察を呼んでください」とのことでした。
くだらないことで警察呼びたくないと思うかもしれませんが、本当にちょっと怖いだけでも呼んでいいそうです。

これだけは何度も言われました。

役所も警察も動いてくれないから、
近隣の人たちだけでなんとかしよう!
ではなくて、
近隣の人と協力して、危なくなったらすぐ警察。

これが正しい対処法のようです。

役所も言っていましたが、何度も通報があると警察にマークされるので、さすがに通報が多いと親族に連絡が行く場合もあるそうです。

役所も根本的な解決につながる治療への道へつなげないなら、警察に通報してガチャが大人しくなるなら、何度でも呼んでみよう!

■監視してた動画は?

驚くほど無意味でした。
役所も警察も「あ、そう」程度で、事件の証拠性があれば提供してもらうけど、事件が無いと家族のホームビデオレベルのようです。

まぁ、いつか役に立つ日が来るかもしれません。
今後は暴れた時だけ録画できるようにします。
短い監視でしたが色んなことが分かったのでいい経験です。

今回はここまで。
次回「至急!至急!警察動きます!」
お楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?