信頼

20歳の子とのキスが忘れられなくて、頭の中でまたキスすること、そこから先に進むことを妄想して興奮してしまう自分がいる。20歳の子になんて興味ないって思ってたのに、笑。結局はオスとメスなんだなー。そういうことをしてもまた会いたいと思わない人もいれば、もっとしたいと思う人もいる。年齢や経験じゃなく、相性なんだな。43にして発見だー。

昨日の夜またLINEしちゃった。

今度よかったらうちに遊びに来る?鍋でもしようか?

ねいさんの料理食べたいです!

いやー、料理は苦手だから期待しないで

そうなんですか?めっちゃできそうです。

猫大丈夫?

はい、大好きです!

かわいいにゃー。T君もかわいさでは負けてないよ。

そんなことないです!ねいさんはとてもお綺麗な方です!

そんなこともないけどありがとう。


いやー、かわいい。どうすんの、こんなかわいくて。水曜から来る彼氏とのエッチより、その後に会う20歳の男の子とのエッチを楽しみにする43歳…やばいな。自分がこんなことになるとは思ってもみなかった。

でも、心に嘘をつくのはやめた。本能のままに正直に生きる。


そんな中、今日は珍しく早い時間に彼氏からメッセ。

家族とひともめあったらしく、しんどそう。

大丈夫?電話する?

すぐにかかってきた。

私が家族としてきたことと同じようなことだった。こないだ、実兄からの攻撃で私が参ってた時、私に原因があるみたいな言い方をされて傷ついたけど、自分も同じような経験をして、私の気持ちもわかったかなって思いながら、とにかくうんうんと話を聞いた。

こういうときは、ただ聞いてほしいでしょ。だって、わかってるもんね。どうにもできない、だけど、ほんとはどうにかしたいこと。わかって欲しいけど、わかってもらえない辛さ。本当は仲良くしたいのに、そうできない悔しさ。虚しさ。


一通り話して、

ねいちゃんがいてくれてよかった。こんなことほかに話す人いないもん。今まで信頼できる人いなかったからさ。ありがたいよ。ねいちゃん、ありがとう。


素直に感謝する彼。


そうだね。私がこの人と付き合ってるのは、やはり、こういう同じ苦しみを抱えてるからなんだろう。

私たちは家族とうまくいかない苦しさを知ってる。

すのままの自分で家族から愛されたいし、自分は家族のために、愛を形で表してきたのに、家族は体裁を気にして、異端児的な自由な生き方をする自分を認めない。こっちが羽ばたこうとがんばっていると、愛情、心配という言葉で縛り付け、幸せの邪魔をしようとする。


その苦しみを知ってるんだよね。


そして、人一倍負けず嫌いで実は人に心を開かない彼のことを、私はわかってる。そんな彼の味方でいて、彼を心から笑顔で笑えるようにしてあげたいと、無条件に思ってしまう。そして彼もそんな私の愛?に心地よさを感じている。


そうなんだよなー。


でもこれはやっぱり恋愛ではなくて、母性な気がする。

このままでうまくいくのかなー。

彼は私と会うことをとても楽しみにしてるけど。会えばまた気持ちが変わるかも知れない。自分の心に耳を傾けるだけだな。

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