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安心

ずっと心が落ち着かない。憂鬱が続く。ここに物を書くことで落ち着いていたのにもう書く気力もないくらい疲れている。
私には頼れるところがあまりない、祖母に食料を貰いにたまに会いに行くけど毎回両親の悪口と父方の祖父祖母の悪口を言われるだけなのであまり会いたくもない。私には母親が居ていないようなものなので困った時に頼れるのは父親なのだけど、もう我が家はバラバラであまり会いたくない。会える、会いたい親族はあまりいない。シビアな話をできる友人が唯一1人だけいる。私はその子の事が大好きだけれどあまりにも憂鬱をぶつけすきていつか離れちゃうんじゃないかと心配している。それでも大好き。本当に死のうと思った時に連絡するのは家族でも好きな男でもなくて多分その子なんだろうなと思ってる。
少しだけその子と私の話をするね
Aとしようか。Aと私は高校時代からの仲で何かのご縁だか気があったのかわからないけど気付いたら毎日一緒にいるようになってた。当時私には親友と呼べる友人が居たのだけど、その子とは今では疎遠になっちゃった。でもAと私は高校を卒業してから離れても帰省する度に必ず会っていたし今でも毎日連絡をとって定期的に会うくらいには仲良しだと思ってる。
楽しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、嬉しかったこと、好きな人ができたこと、別れたこと、全部共有してきた。多分私の事を家族より誰よりわかってる。Aとはそんな関係。
最近は仕事も恋愛も生活も何もかもうまくいかなくて久しぶりに本当に死んでやろうと思ったのだけど、そう思ってることを冗談めかして話してみたら、「まだ一緒にやりたいこといっぱいある。私もお金ないし野原で遊ぼう」って言われた。笑っちゃった。悲しんでると「一緒に元気が出る言葉探そう」って言ってくれる。
多分私が男なら確実にこの子と結婚してたと思う。
その子と話してる時、一緒にいる時は、世界が違う色に見えて全部が大丈夫に思える、自分たちはいま世界で1番強いと思えるんだ。多分、今のところ私の中で一番安心できる存在。

これを書きながら泣いているくらいにはその子のことが好きなんだ。いつか本当に私がだめになって消えちゃった時は墓の前で懇親の変顔を見せて笑わせてほしい。

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