年明け

「明けましておめでとう」
「今年もよろしくね」

『こちらこそよろしく』


" セフレとして末長く。"

それが私の切なる願い。


年明けは彼のお休みが長くて
奥さんが先に仕事に出た。


『ホテルへ行く時間はないけどウチくる?』


あーーー… もうこの日あたりから
彼の家へ上がる抵抗が消えてきちゃった。

罪悪感は健在だけど
この人に罪の意識が無さすぎて
どうにもならんなって。


その日の朝、雪が降ってた。

まずい。


私は家族に仕事だと言って
家を出る予定だった。


母が「今日はお父さんに送ってもらいな」
と言い出す…

とことんツイてない…


彼に連絡した。


「私、足がないや。どうしよう…」

『俺、車出せるから迎え行くよ!』


突如、アンラッキーからのラッキー。

こんなことってあるんだね。笑


こうして初めて彼の運転する車に
乗ることになる…


長くなりそうだから一旦切るけど、

この日は彼と過ごした時間の中で
一番長く一緒に居られて
一番幸せだった時間だったから
忘れられない大切な1日。

次に書くねᐠ( ᑒ  )ᐟ

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