ねぇ ママ。

いつだろうか。

私が小学生のとき両親と

つのだりょうこさんのコンサートへ行った。

この歌を聴いたとき、私は自分のクルクルの髪をみんなと違っていいんだって思えたのかもしれない。

「みんなは真っ直ぐな髪の毛なのに、どうして私はみんなと違うんだろう」

「恥ずかしいよ。。」

そう思っていた。

美容室へ行った時はいつもアイロンで真っ直ぐでサラサラな髪の毛にしてもらっていた。

嬉しくて、ニコニコして鏡の前の椅子に座っていた。

でも、真っ直ぐになったサラサラの髪で学校へ行くと

またみんなから注目されちゃうんだ。

「みんな私をどんなふうに見てるんだろう。」

中学生になると、縮毛矯正をして学校へ通った。

もちろん気になる子ができた。

ある時、小学校のアルバムを見せ合うことがあって

私がクルクルの髪であったことが気になっている子にもわかっちゃって

嫌われたらどうしよう

って思ってしまった。

「クルクルの髪いいじゃん!私は真っ直ぐすぎて巻いてもすぐ落ちちゃうんだよ〜」

友達は悪気なく素直に言ってくれてたんだろうけど

髪に関する一言一言が私はみんなと違うんだって示されているように感じてしまっていた。

どんどん自分にベールを巻いてしまっていた。

この気持ちをどこにぶつけたらいいんだろう。。

そんなときこの曲を聴いて私は。。

受け入れることをしてみようって思えたんだ。

ねえ、ママ。

聴いて!!

私ね・・・

クルクルの髪の毛 気に入ってるんだ!!



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