見出し画像

日記8/5 無料で本を得るとうれしい

・日記を書き忘れていたので、昨日のことについて書く。

・昨日は岡山に行った。その旅の途中に、高梁市立図書館に行った。特殊な図書館で、図書館と本屋とスターバックスが同じ建物になってる。とってもおしゃれで、居心地の良い空間だった。

公式ホームページより。右がスタバ、左が本屋で、二階以降が図書館。激おしゃれ。

・迫りくる「粋」に「はわわ〜」と圧倒されつつ図書館エリアに行くと、とあるポスターがあった。図書館から除籍する予定の古くなった資料を、「リサイクル資料」として譲り受けることができるらしい。なるほど、TSUTAYAが古くなった貸出用DVDを商品として並べてるような感じか。

・ポスターに記載されていた場所に行くと、本がたくさん並んでいた。市外の人でも取っていっていいらしいので、うわ〜いと本を漁った。無料っていいね。とてもいい。

・中には「インターネットって何?」「GAFAの真実」みたいな、単純に時代遅れになってしまった本などもたくさんあり、時の流れの残酷さを感じた。

・たくさんgetできたけど、特に良かったのはこれです!

単純に撮るのが下手
ちゃんと「除籍済」と書いてある

・自分が好きそうなテーマで、かつ状態も良かったので選んだ。100pくらい読んだけど、感覚としてはエッセイ集みたいな感じで、とても読みやすい。

・言語学者の大野晋さんが雑誌や新聞に寄稿した文章をまとめた一冊。(だから『文集』なんだね。)言語学にそれほど詳しくない人もターゲットにした文章が多いので、面白く読めるし、日本語に関するためになる話も多い。

・ただ、1978年発行の本なので、入手はとても困難だと思う。今調べたら中古でアマゾンで売ってました。出版社はもちろん品切れになってました。

・「古語辞典」を作った方らしく、辞書づくりの苦悩、また他の辞書の評などもたくさん書かれている。ちょうど私も「博士と狂人」を読んでたこともあって、奇跡的にいろいろリンクしながら読めた。私も書こうかな、辞書。

・辞書というか、一つの言葉をテーマに意味を探しながらエッセイを書くみたいなことはしてみたいなと思う。週一くらいだったらがんばって連載できそうな気がする。いや誰が読むんだよ。

・そういや、ボカコレが中止になったらしい。私の努力はなんだったんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?