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容姿に気を使わない人が嫌いである (体型編)

私は容姿に気を使わない人間が大嫌いである。
人は見た目が9割と言うが、本当にその通りである。そんなことない、性格が1番と言う人もいるだろう。勿論性格だってとても大事だ。
性格を見て欲しい!見た目で判断しないで欲しい!そう主張する人は確実に見た目が冴えない。
それは顔の造形ではない。例えば極端に肥えていたり、化粧っけもなく、服装も母親が適当に買ってきたかのようなセンスであったり、髪がボサボサであったり、歯並びが汚かったりだとかである。
上記の様な人がいたら、こう聞いてみるといい。

「じゃあ性格さえよければ、デブでダサくて髪もボサボサで歯がガタガタで清潔感の欠片もない人でいいということだね?」

確実に口を噤むだろう。YESかNOでは返さない。

メンタリストのDaiGoさんのこの記事なんか、とても分かりやすい。

https://logmi.jp/business/articles/154179

太っている人について言えば、元々太りやすい体質であるとか、太りやすい薬を服用しているとか、そう言った要因も多分にある。
自分自身もどちらかと言えば太りやすく浮腫みやすい。

過去に肥満気味の友人がいた。精神的な薬を服用していた。
テレビでよくあるダイエットの劇的ビフォーアフターの再現映像でbeforeの役者として出演していた経歴もある。
そもそも精神的な薬と言うのは「太りやすい」が「太る」薬ではない。
そしてその友人は「私ってデブだからさ」「痩せたいけど薬飲んでるからさぁ」等が口癖だった。
私は「そうか、痩せたいんだな。ならば食事にも気を使っているのだろうな」と思っていた。
しかしその友人に度々食事に誘われ同席すると、丼やらラーメンやらをパクパクと食べる。
私は基本的にどうしてもという場合以外、太りたくない為に糖質を取らない様にしているので、いつもその友人はラーメン、私はおつまみのチャーシューという光景が当たり前だった。

(痩せたいと言っているのに何故太りやすいものをいつも食べているのだろう)
純粋に疑問であった。
だがこういう人は世の中にごまんと居る。周りの友人知人やら職場にやら、果ては飲食店にて隣に座っている他人ですら「痩せたい」と言いながらカロリーと糖質と脂質をたっぷり含んだ料理をモリモリ食べている人もいるだろう。

痩せたいと発言することは痩せることがいい事なのだと認識していることに他ならない。容姿的にも健康的にもだ。
(太りたいから太っているんだ、と本心から思っている人等いないだろう)
だのに運動をしていない、食事にも気をつけていない。手っ取り早く済ませるなら大金を叩けば脂肪吸引だって出来る。

要は「痩せたい」と口に出せば言い訳になり得るからだ。
そう言う意思はある、だから太っていることについて批判しないでくれ、というある種の防衛だ。
笑いながら「私/俺ってデブだから~」と自虐気味に発言するのも同様だと考えている。

太るのは一瞬で痩せるのは酷く時間がかかる。
私も過去に糖質制限をガチガチにやっていた事がある。まず大酒飲みでビールが1番好きであった。ピッチャーで3次会までオールビールでも良い程に。しかしこれを辞めてハイボールを自分で作るようにした。
そして米、パン、麺類、粉物等は一切口にせずサラダ、サラダチキン、たまに衣の薄い揚げ物をご褒美として食べる。
こういうような生活を3ヶ月ほど続けた。サラダは糖質が多いというトマト、玉ねぎ、キャベツ、大根、コーン等も避けた。最終的には調味料にも気を使い出した。醤油やみりん、ケチャップ、わさび等はなるべく避けた。
食品を買う時は必ず成分表を確認する。カロリーよりもまず先に糖質の配分を見て購入していた。(この癖は未だに残っている)
そして食事の際には食べ過ぎないようにコルセットも巻いていた。

そして3ヶ月後には5キロ程痩せた。5キロ痩せるとやはり周りも気づく程の変化がある。何人もの人から「痩せたね!」と言われた。そして皆褒めるか羨ましがるかの反応をする。
辛かったが頑張ってよかったな、と思った。

それ程ダイエットとは過酷で大変なものである。

話を友人に戻す。
暫くして、その友人に好きな人が出来た。だから綺麗になりたいと思ったのだろう、彼女はみるみる痩せていった。
厳しい食事制限をしたのか?と聞くと「そんなことないよ、ラーメンとかも好物だから食べてたし。薬もまだ飲んでる。敢えて言うなら太る行為をやめたの」と答えた。
なるほどな、と思った。彼女は以前までは彼女の標準体重を保つ量を上回る、キャパシティを超えた食生活をしていたのだろう。
肥満気味の時は肌も荒れ、化粧もしていなかったのに、肌の調子もよくなり化粧もしだした。
体型をカバーするような服ばかりでなく、女性らしいラインの出るファッションもするようになった。ぐんと綺麗になった。
痩せたことによって自信がつき、自己肯定感が高まったことの現れだ。
この様に肥満気味の人が痩せるとポジティブな行為が連鎖する。

心や考え方を変えるということは中々どうして時間がかかる。努力はしたが変わらないことの方が多い。立場や名誉、富も同様である。
だが肉体は努力すれば努力しただけ確実に変えることが出来る。
ある意味非常に手っ取り早くて効果が現れる。

なにもモデル体型の様になれと言っているのではない。
私もスタイルが良くないほうであるし、コンプレックスもある。だがデブとまでは言われない。現状は肥満になり過ぎないよう、多少は食事にも気を使って生活することで落ち着いている。
要は他人から見て「あぁ、この人太っているな」と思われない程度でいいのだ。
後は今後の記事に出していくつもりだが、髪型や服装、化粧や歯等でカバーすればよい。それで十分なのだ。

今や男性も脱毛や化粧をする人がとてつもなく増えた。男性も美意識が高くなりつつある。とてもいい傾向だと思う。
女性なんかも昔よりスタイルのいい人が増え、化粧の技術もビックリする程上がっている。

容姿を整えるということは礼儀である。
自分も相手も気持ちの良い関係を築きやすく出来る手段なのだ。

とは言え私自身も改善するものは沢山あるので、綺麗になる為の努力をしていきたいと思う。


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