自分を語るなら、3つの壁。
私は自分を「人見知りだ」と、思います。
だけど周りからは、「意外だ」と、言われます。
でもそれは…当たり前。人見知りだと、悟られるとより緊張してしまうので、なるべく悟られないように、明るく、気を遣われないように、振舞っているからです。
だから大半の人は、私を「明るい人だ」と思いますし、「仲良くなった」と"勘違い"をします。
でも、私の中には3つ、壁があって。
それに気付く人はいないので、勘違いが消えることはないのです。
では、3つの壁とはなんなのか。
ひとつめの壁は、本当に生理的に無理な人以外、仕事を始め少なからず今後関わり持つ人は"通過"します。ある意味、普通な人です。
ふたつめの壁は、ある程度仲良くなった人。自分から話しかけるくらい、信用のある人が"通過"できます。
あとたまにいる、全然関わったことがないのに何故か惹かれる人、好きな人、もここに属します。
そして、みっつめの壁。これは中々に固く……正直、これまで通過した人はいません。
さっきから私が何を言っているのか、分からないという人もいるでしょう。つまり、壁とは、私的に人との距離感を表した、バロメーターなのです。
私は、警戒心が強いタイプの人間らしく(だからこそ人見知りなのかもしれないですが)、自分の気持ちを100%言える人はいません。
もちろん、悩み事があれば、悩み事の内容別に友人、恋人、上司などに相談しますし、そこに抵抗はありません。
…………でも、私の100%を言える人はいないのです。
これについて、ついこないだまでは普通だと思ってきました。だけど、友人(壁でいうと、1ひとつめとちょいくらいの相手です)と話していた時に、その人は100%を言える人がいる、といい、むしろ「いないの?」と言った雰囲気に当てられ、カルチャーショックを受けました。
そこで、気づいたのです。私には心の中に3つの壁があることに。
きっと、これは、死ぬまで消えることはないでしょう。
人との心の距離を表すバロメーター。
人間関係という曖昧なものに、こういった線引きは、あまり適さない、というのも重々承知しています。
でも、そんな理屈っぽいところが、私らしさでもあるのです。
皆さんの中にも、ひとつ、ふたつ。ありませんか?
ねじ。
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